監督交代後初戦の横浜FC、ベテラン大久保2発も町田と2-2のドロー《J3》

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▽明治安田生命J2リーグ38節の横浜FCvsFC町田ゼルビアが20日に行われ、2-2で引き分けた。

▽前節終了後に中田監督からの監督交代に踏み切った8位の横浜FC(勝ち点57)が15位の町田(勝ち点47)と対戦した。まずは開始1分、奥寺暫定監督が指揮する横浜FCがボックス右のジョン・チュングンのクロスをゴール前で収めた大久保が反転シュートを試みるが、威力なくGKが難なくキャッチする。

▽このまま横浜FCが主導権を握るかに思われたが、アウェイの町田が早々に試合を動かす。3分、敵陣でボールを奪った町田は、左サイドの中島にボールが渡る。その中島が右足で上げたクロスに吉田が頭で合わせ先制点を奪った。

▽出鼻をくじかれた横浜FCだが、ベテランの大久保が先発起用に応える。20分、攻撃に手数をかける横浜FCは、野村が左サイドを突破し右足でクロス。これに頭で飛び込んだ大久保が決めて、スコアを振り出しに戻した。

▽1-1で迎えた後半、町田が大きなチャンスを迎える。52分、左サイドのクロスから、こぼれ球に反応した平戸が丁寧にコースを突いたシュートを放つものの、ゴールに嫌われ惜しくも右ポストを叩く。対する横浜FCも64分に、ボックス左手前でパスを受けたジョン・チュングンがダブルタッチでDFの間を抜き、左足でフィニッシュまで持ち込むが、GK高原がファインセーブをみせゴールを死守した。

▽互いにチャンスを作る激しい試合展開となる中、横浜FCが37歳ベテランのゴールで逆転に成功する。68分、左サイドの田所から前線へ中距離パスが供給されると、それをワンタッチではたいたレアンドロ・ドミンゲスが、ジョン・チュングンの折り返しをダイレクトでゴール前にスルーパス。そこに走り込んだ大久保が丁寧にゴールに流し込み、自身2ゴール目を決めた。

▽大久保の2ゴールで勢いに乗る横浜FCだが、試合終盤に同点ゴールを許してしまう。80分、楠本のクリアで高く跳ね上がったボールを、町田の大谷が頭で中へ折り返す。ゴール前の中島が頭でわずかに触ってコースをずらしたところを戸島がシュートを決めてネットを揺らした。

▽2-2となりさらに激しさが増す中、試合はこのまま終了。終盤に追いつかれてしまった横浜FCは昇格プレーオフ圏内に向けて痛い引き分けとなってしまった。