F1第15戦イタリアGP、天候晴れ。前日の予選でトップタイムを叩き出しながらも、またもやエンジン交換のために10番手降格となったキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)。繰り上げでポールスタートとなったのはチームメイトのファン・パブロ・モントーヤ、2番手はランキングトップのフェルナンド・アロンソ、2列目にはBAR・ホンダの2台、ジェンソン・バトンと佐藤琢磨が並んだ。

 スタートでヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)に交わされたものの、すぐに抜き返し、序盤4位の好位置で周回を重ねた佐藤琢磨。17周目に1回目のピット作業を順調に終え、不調続きの今シーズンの中でようやく光が見えたかと思った矢先、20周目に予定外のピットイン。先ほど入れたはずの燃料給油を再び行いピットアウト。一気に16位まで順位を下げる結果となる。

 ついていないと言えばこの男、ライコネンにも試練が訪れる。各車が1回目のピット作業を終える中、25周目まで引っ張りようやくピットイン。十分に燃料を積んで11秒5でピットアウトし、1ストップ作戦で上位を追い掛けるかと思われたが、わずか2周を走っただけで左リヤタイヤにトラブルを抱えてしまい、再びピットインを余儀なくされる。その後も諦めることなくハイペースで周回を重ねたが、途中スピンによりコースアウトする場面もあり、結局4位でレースを終えている。

 上位の結果は1位モントーヤ、2位アロンソ、3位ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)、5位トゥルーリ、6位ラルフ・シューマッハ(トヨタ)となり、トヨタはダブル入賞でコンストラクターズランキングでフェラーリとの差を縮めている。BAR・ホンダはバトンが8位、琢磨が16位となり、日本勢も明暗が分かれたレースとなった。残り4戦、トップのアロンソと2位ライコネンの差は27ポイントと開き、ライコネンの逆転劇はほぼ絶望的となった。

決勝レース結果 - livedoor 自動車