清武弘嗣(セレッソ大阪) (C)J.LEAGUE

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「リーグ戦とカップ戦は別物」とは、サッカー界の定説である。一発勝負のカップ戦の結果は、必ずしもリーグ戦の成績が反映するわけではないというわけだ。「リーグ戦とカップ戦は別」ではあるが、ここで『JリーグYBCルヴァンカップ』決勝・セレッソ大阪×川崎フロンターレの『明治安田生命J1リーグ』での直接対決を振り返りたい。

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9月30日・等々力陸上競技場で行われた第28節は、強烈なインパクトを残した。ボランチ・大島僚太、2列目・阿部浩之を負傷で欠いた川崎Fが、逆境を跳ね返したのだ。

19分にトップ下中村憲剛のコーナーキックをCB谷口彰悟がヘディングで叩き込むと、前半終了間際にボランチのエドゥアルド・ネットのクロスをFW小林悠が飛び込みながらの右ボレーでゴール。52分にこぼれ球に反応した右SBエウシーニョが強烈な右足一閃! 58分にはボランチ森谷賢太郎が曲がりながら落ちる無回転ミドルを決めた。68分に2列目の柿谷曜一朗に1点返されるも、試合終了間際にエウシーニョが前めのポジションを取るGKをあざ笑うかのような美しいループシュートを放った。圧巻の5-1。ビューティフルゴールにスーパーゴール、ゴラッソてんこ盛りのゲームとなった。

4月30日・ヤンマースタジアム長居で開催された第9節は、C大阪の良さばかりが目立った。前節まで2試合連続引き分けのC大阪と、3試合連続ドローの川崎F。ともに足踏み状態で臨んだ一戦は、C大阪はMF清武弘嗣が戦線復帰し、川崎Fは中村が欠場するなど、キーマンの有無が勝負に影響した。

清武が戻ってきてC大阪はコンパクトでスピーディなパス回しを展開。果敢にゴールを狙うも、GKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれる。対する川崎Fは前半終了間際にPKを得るも、小林が失敗。後半になると一進一退の攻防が続く中、67分清武のパスを右サイドのペナルティエリア角で受けたMF山村和也が見事にコントロールされたシュートを放ち先制、87分にはGKの弾いたボールに清武が詰めて2-0。直近2試合はリードを守り切れなかったC大阪だが、川崎Fの倍のシュートを放ち、先制点、追加点を決める磐石の試合展開を見せたのだった。

1勝1敗に終わった今季のリーグ戦。公式戦の対戦成績を見ると、11勝7分8敗と川崎Fがリード。果たして、リーグ戦からカップ戦へ舞台を移して行われる今季3度目のゲームの結末は? 『ルヴァンカップ』決勝は11月4日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケットはチケットぴあにて10月21日(土)午後11時59分まで先行先着プリセール受付中、22日(日)午前10時より一般発売。