自殺した女性看守(左)(画像は『News24 2017年10月17日付「Brits prison official kills herself after intimate photos with inmate go public」』のスクリーンショット)

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南アフリカの北西州ブリッツにある矯正施設で撮影された4枚の写真がSNSで拡散し、受刑者の男と女性看守の許されない関係が表沙汰になった。事態を重く見た当局が内部調査に乗り出したものの、その直後に女性看守が自らの命を絶ってしまった。

劣悪な環境で知られる南アフリカの刑務所。そこで撮られた写真が波紋を広げている。

問題の写真はヨハネスブルグ近郊の矯正施設「Losperfontein Correctional Centre」で撮影されたもので、制服姿の女性看守がオレンジ色の囚人服を着た男とキスをしたり抱き合ったりしている。TwitterやFacebookで拡散されたのは16日のことで、いずれもこの受刑者の男が携帯で自撮りしたようだが、撮影場所は特定されていない。

地元紙『Sowetan LIVE』によると、投稿に気づいた矯正局が調査を開始した直後、女性看守は施設内にある職員専用の自室で首を吊って自殺したという。

矯正局の北西州地方局長マンドラ・ムカベラ氏は思わぬ展開に衝撃を受けており、遺族や関係者に哀悼の意を述べたものの「看守が受刑者と関わりを持つことは秩序を乱す行為であり、厳しく禁じられている」と語り、怒りを隠せない様子だ。

ヨハネスブルグで精神疾患者をサポートする団体「South African Depression and Anxiety Group」の運営管理者キャセイ・チャンバーさんは、「SNSではあらゆる情報があっという間に広まってしまい、当事者と関係のない人がコメントし、シェアをする。こういった行為は当事者にとってプレッシャー以外の何物でもなくネット上のいじめに繋がっていく。自殺した女性看守も、家族に与える影響や将来を悲観して自殺してしまったのではないか」とコメントしている。

画像は『News24 2017年10月17日付「Brits prison official kills herself after intimate photos with inmate go public」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)