インスタグラマー必見 スナップ写真の落とし穴

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 例えば、線路内に立ち入って撮った写真。多くの人がスマホを持ち、適法、違法の境目が分からないまま撮影してしまうことは少なくない。インスタ映えを狙って、無謀な撮影をするケースもある。10月20日に発売された「アサヒカメラ2017年11月号」(朝日新聞出版・東京)は、さまざまな問題をしっかり踏まえ、より良いスナップ写真を撮るためのナビゲート企画<これがスナップだ!>大特集が組まれている。カメラ愛好家だけではなく、インスタグラマー必見の一冊だ。

 一方では、肖像権意識の高まりや、法律・条例を守ろうとする順法意識が行き過ぎ、SNSでの「炎上」も多い。写真コンテストの審査現場や撮影者の間では、萎縮ムードも高まっているが、「歪んだ正義感」が振りかざされ、何も問題のない写真すら駆逐されたケースもあるという。

 そこで、弁護士や写真家が、最近のSNSでの炎上事例や写真審査の現場での萎縮事例を挙げながら、「被写体と撮影者のほどよい関係」について語り合った記事や、撮ってから発表していいもの、ダメなものの線引きについて考える記事などが掲載されている。もちろん、写真家たちの作品も。あのスナップ写真家はどうやって作品を撮っているのか? あの名作はどうやって生まれたのか? 24人の写真家が登場し、貴重なインタビューもある。900円(税込)。