中国メディアは、神戸製鋼のデータ改ざんなど日本製の神話が崩壊する一方で、メード・イン・チャイナの海外進出が着実に進んでいると伝えた。資料写真。

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2017年10月18日、中国メディア・網易(NetEase)によると、神戸製鋼のデータ改ざん問題が拡大する中、英国の都市間高速鉄道で日本製の車両のトラブルが相次いだ。車体の一部に神戸製鋼のアルミ材が使われていることも注目を集めている。

問題が起きたのは日立製作所が製造した高速鉄道車両。最高時速は200キロで、新幹線の技術が導入されているが、運行初日から空調設備の不具合で天井から漏水が生じ、車内は水浸しになった。さらに列車は大幅に遅延。41分遅れで目的地のロンドン・パディントン駅に到着し、日立レールヨーロッパのカレン・ボズウェル社長が謝罪する事態となった。

一方、12月、中国の鉄道メーカー・中車長春軌道客車の開発した車両が米国に到着する。ボストン地下鉄向けの車両で、米国市場で初めて中国の国産鉄道車両が運用される。自主開発による生産で、車体強度や安全システム、品質管理などはすべて米国の基準を満たしている。同社の責任者によると、衝突安全性が非常に高く、時速40キロで衝突しても乗客の安全性が保障されているという。

記事は、「メード・イン・ジャパン」の神話が崩壊する一方で、中車を筆頭とする中国の製造業は着実に米国の生活に溶け込み始めており、「メード・イン・チャイナ」の急速な台頭を象徴していると伝えた。(翻訳・編集/岡田)