ヒューイ・ルイス アンド ザ・ニュース、来日直前のインタビューが到着

写真拡大

11月に来日公演を行うヒューイ・ルイス アンド ザ・ニュース。通常公演にプラスして一夜限りの特別公演が追加されるなど話題を呼んでいるが、この来日直前に、ヒューイ・ルイスのインタビューが到着した。来日公演直前の予習として、楽しんでいただきたい。。

──東京追加公演は特別な内容になるとか?

ヒューイ・ルイス:そのとおり! 公演のタイトルは「オール・ザ・ヒッツ」、チャートの順位順にやっていこうと思っているんだよ。トップ20入りした17曲を全部やって時間がまだあればトップ40入りした4曲もやろうと思っている。何か特別な事をやろうという話になった時にロル(マネージャャー)が、このアイディアを思いついた。皆が気に入りやってみようという事になったんだ。

──毎年精力的にツアー活動を行っていますが長年数多くのライヴをこなせる秘訣は?

ヒューイ・ルイス:秘訣が分かっていたら良いんだけどね。僕達は常に努力している。前よりも良くしていこうと常に努力していて今回もこれまで通りきっちり仕上がっているのはもちろんのこと、過去最高の出来なんじゃないかと思っている。でも秘訣は分からないね。バンドがバラバラになるのは失敗よりも成功が理由であるパターンが多いけど、僕達の場合は全員仲も良いし相性も良いからそれが秘訣かもしれないね。

──オフ日の過ごし方について。

ヒューイ・ルイス:アウトドアが大好きだからフライフィッシングや乗馬をするよ。モンタナに住んでいるからね。少し田舎の方に引っ越したんだ。その2つの他には...ゴルフかな。アウトドア系だね。

──バンドメンバーとはプライベートの交流はありますか?

ヒューイ・ルイス:仕事以外で会うかって? 実は会うんだよ。信じられないかもしれないけれど僕達はまだ仲の良い友達なんだ。ビルとジョニーもフライフィッシングをするから一緒にするよ。いつも一緒ではないけどたまにね。なにせ仕事でずっと一緒にいられるからね。

──80年代に生み出した大ヒット曲の数々が長年愛され続ける理由としてどう分析しますか?

ヒューイ・ルイス:嬉しい限りだ。正直なところ理由は分からないけれど自分なりのセオリーはある。アメリカのポップミュージック史が始まって以来100年近く経つが、ポップスのほとんどの曲がポップスのフォーマットに当てはまる。つまり4分の4拍子でイントロが8小節、そこからヴァース→コーラス→ヴァース→コーラス→ビリッジと来て、ヴァース→コーラス→アウトロ。全ての曲とは言わないが、ほとんどの曲がそうだ。ポップスが生まれてからそのフォームは変わらず、80年代の曲は概ねその基本型で構成されている。80年代以降はそのフォーマットが打ち壊され、ジャムバンドによる長い...言うなれば音楽のコラージュのような曲が生まれた。ブリッジがなかなか出てこなかったり、ハーモニーやメロディーが控えめだったり。80年代の曲が残った理由は、アメリカンポップミュージックの王道のフォーマットに忠実だったからだと思う。まるで俳句のようにね。ロックンロールもそのフォームに収まっていた。80年代以降にそのフォームが見捨てられてしまったからこそ、あの時代の曲が今も残っているんじゃないかと思う。

──これまでのキャリアにおいて一番大事な事は何でしょうか?

ヒューイ・ルイス:大事なこと? 僕のこの滑らかで澄んだ声以外にかい?(笑) そうだね、僕達の独自性だと思いたいね。僕達は何でも自分達でやってきた。曲作りを始めプロデュースも自分達で行い、地元でずっと同じスタッフとレコーディングしてきた。そのフィーリングがバンドの個性になり、語らずとも滲み出るバンドの魅力になっているんじゃないかと思う。そう思いたい。