19日、ハリウッドの超大物プロデューサーによるセクハラ騒動について中国の女優チャン・ツィイーが、被害には遭わなかったが、映画出演を打診されていたことを明かした。写真はチャン・ツィイー。

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2017年10月19日、ハリウッドの超大物プロデューサーによるセクハラ騒動について中国の女優チャン・ツィイー(章子怡)が、被害には遭わなかったが、映画出演を打診されていたことを明かした。時光網が伝えた。

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映画会社ワインスタイン・カンパニーの元取締役で、大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン氏が、約30年にもわたって女優やモデルなどに性的いやがらせをしてきたことが明らかになった。被害者として名乗りを上げた人物はすでに30人以上に及び、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)では、ワインスタイン氏を同団体から追放すると発表している。

ワインスタイン氏自身が香港アクション映画やカンフー映画の愛好者ということで、これまで中華圏の映画人とも関わりを持っていたが、国際派女優のチャン・ツィイーは18日、広報を通じてAP通信に向け声明を公開。「被害に遭ったことはないが、同氏の行為には大きな反感を覚える」としている。

チャン・ツィイー側によると、13年の映画「グランド・マスター」はワインスタイン・カンパニーが北米での配給権を獲得していた。同年のカンヌ国際映画祭でチャン・ツィイーは同氏と会う機会があり、「グランド・マスター」で彼女を米アカデミー賞の主演女優賞候補にプッシュすると話を持ち掛けられ、その代わりに映画「ソード・オブ・デスティニー」に出演するよう要請されたという。なお、この作品は00年のアン・リー(李安)監督作品「グリーン・デスティニー」の続編で、昨年公開されている。

同氏から何度も出演を依頼されたが、チャン・ツィイー側では「断り続けた」と表明している。なお、同氏が提示してきた契約条件は、いずれも同氏に都合のよい内容ばかりで非常に不公平だったとのこと。「オスカーは役者なら誰もが夢見る賞だが、それを取引の道具にはできない」とコメントしている。(翻訳・編集/Mathilda)