母親に殺害された1歳児と2歳児(画像は『Inside Edition 2017年10月17日付「Mother Burns Her Own Sons to Death by Putting Them in Oven, Cops Say」』のスクリーンショット)

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精神疾患と産後うつを患いながら3人の子供と暮らしていた母親に、社会からのサポートの手は差し伸べられなかったのだろうか。このほど米ジョージア州で、母親が2人の幼い息子をオーブンに入れて焼死させるという残忍な事件が起こり、身内や近隣住民らは悲しみを隠せない。『Inside Edition』『CBS46 News』『abc11.com』などが伝えた。

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米ジョージア州フルトン郡に暮らすラモーラ・ウィリアムズ(24歳)は、10月12日深夜から13日午後11時頃の間、息子ジャカルター・ペン君(1歳)とケイヨンティ・ペン君(2歳)を自宅アパートのオーブンに押し込め、スイッチを入れた。

その後ラモーラは、別居している子供たちの父ジャミール・ペンさんにビデオチャットを通して「子供たちは死んだ」と伝えた。床の上に倒れている子供たちの映像を見たジャミールさんはすぐに警察へ通報した。

13日の夜、ラモーラのアパートを訪れた警察は3歳の長男と幼い子供2人の遺体を発見した。長男は無傷だったという。ラモーラは警察に「3人の子を姉に見てもらっていたので、11時間ほど家を留守にした。帰宅すると下の子2人が無反応だった」と供述したが、近隣住民らの証言と証拠により真実が判明し、ラモーラは殺人罪と第一級児童虐待の罪で逮捕された。

10月14日には親族と近隣住民らによって、母親に無残にも命を奪われた幼児2人の通夜が行われた。なかには「なぜこのような悲劇が」と涙を溢れさせる者もいたようだ。親族によるとラモーラは幼少期から精神疾患を抱えており、産後うつも患っていたという。また過去にも子供たちだけを残して家を空けたり、リストカットをしたこともあったそうだ。ラモーラの母ブレンダさんは、サングラスの奥で流れる涙を抑えながらこのように語っている。

「こんなことを起こすなんて娘は病気です。3か月前に子供たちの父親が出て行ってからは、正常な状態じゃなかったのでしょう。私は子供たちの父親に『このままだといつか良くないことが起こる』と伝えていたんです。娘が子供たちに、また自分自身に何かするのではないかという気がしていました。こんなホラー映画のようなことが起こってしまって…娘は私から可愛い2人の孫を奪ったんです。あまりにも辛い事実に耐えられそうもありません。」

10月16日、裁判所への初回出廷を放棄したラモーラには2週間後の出廷が予定されている。子供たちの父であるジャミールさんは寄付金サイト「GoFundMe」にアカウントを設置し、「暴力によって私の2人の子供の命が奪われました。今回の悲劇を社会に知ってもらうことで、このような児童虐待が二度と起こらないようにと願っています」と綴っている。

画像は『Inside Edition 2017年10月17日付「Mother Burns Her Own Sons to Death by Putting Them in Oven, Cops Say」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)