2018年春夏コレクション

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 韓国出身の印致聖(イン チソン)が手掛ける「イン(IHNN)」が、初のインスタレーションを渋谷クオーツギャラリーで開催した。
 2014年にデビューしたインはこれまで新作発表は展示会ベースだったが「人が着用しているところを見てほしい」という思いがあり、初めてモデルを起用したインスタレーション形式で発表した。2018年春夏コレクションでは「シンクロニシティ」をテーマに、70年代ビンテージのカラーリングを現代的なパターンやハイテクな素材に落とし込み、過去と現在の共時性を表現。ニットと布帛を組み合わせたストライプドレスやPVC(ポリ塩化ビニル)とレースで作られたバッグなど、得意とする異素材ミックスは健在だ。柄や紐、ステッチ、プリーツによる「線」のデザインと、植物や花のグラフィックを織り交ぜながら無機質なPVCのシューズやグローブをアクセントに加えるなど、印致聖が考える現代の女性像を体現した。