アラサー女性が選挙に行くべき理由【たかまつなな】

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 みなさま、ごきげんよう。お笑いジャーナリストの「たかまつなな」でございます。昨年の18歳選挙権導入をきっかけに、若者と政治をつなげる活動をしております。

 さて、20〜30代の若い世代は選挙にあまり行きません。特に20代の国政選挙における投票率は3割台にとどまっています。3人に1人しか選挙に行かないのです。これは全世代で見ても一番低い数字です。

◆「保育園落ちた日本死ね!!!」で空気が変わった

 さまざまな政策のなかでも、アラサ―世代が多くを占める女子SPA!世代に大きく関係するのは「子育て政策」でしょう。今回の衆院選(第48回衆議院選挙)は、どの党もそれについて具体的に述べております。

 ここで、子育て政策に注目がいく理由の一つをご紹介します。

 不倫に対して拒絶感を持つ女性は多いかもしれませんが、奇しくも、子育てに関する問題を世の中に広めたのは、「保育園落ちた日本死ね」のブログを国会で取り上げたことで名を馳せた後、不倫で一躍有名になった山尾志桜里さまでしょう。

 以前から女性議員たちが「待機児童」の問題を取り上げていましたが、あのブログを取り上げたことでよりトレンド化し、ワイドショーにまで浸透しました。

 世間が「若い女性の有権者をバカにできないぞ」って空気になりました。

◆“都合のいい女”になってる場合じゃない!

 まず政治家の行動心理としましては、票を入れてくれる人が神様なんです。

 きっとアルバイト、お仕事、どの業界でも、お客様は神様ですよね。でも、お店に来ない人は神様じゃない。そもそもお店に来てないし、知らねーよとなるわけです。

 アラサ―女性は働き盛りで、婚活もして、もしくは子育てをして、そんな中、選挙に行く時間ないし、誰に票を入れたらいいか分からないっていうのが本音ですよね。だから、選挙に行かない傾向にあるのかもしれない。

 でも、だから政治家になめられるんです。アラサー女性は実質、票をもっていないんです。

 だからこそ、選挙に行くだけでまずはいいんです。そしたら、アラサー女子は神様になります。

 どうせならチヤホヤされたくないですか? 今、政治の世界でチヤホヤされているのは、若い女性よりおばあちゃんです。

「医療費が高い? 年金が低い? そっか、じゃあなんとかしてあげるよ。だって、あなたが好きだから(=あなたが票を入れてくれるから)」

 ということです。私たちの方が税金を納めているのに……。

 でも、私たちが頑張ったお金が私たちに帰ってこないのって、おかしくないですか?

 自分が貢いでいる男が、実は知らない女のコと本当の愛を育んでいたら嫌じゃないですか。都合のいい女すぎません? でも、私たちは都合のいい女と化しています。悔しゅうーー!!

 どうすればいいか、もうお分かりですよね。

◆1分でできる、政党の選び方

 選挙にいく人を振り向かせようと必死なのが政治家。ナンパ師だって、道をゆっくり歩いている人に声をかけるでしょ。早歩きの人、電話している人には声かけませんよね。その気にさせないと、男は口説いてこない。

 だから、選挙にいって、あなたにも入れてもいいかな〜という雰囲気を醸し出すのです。いい女ヅラしましょう。

 子育て政策の中身と欠陥については、ジャーナリストの堀潤様の記事がとてもよくまとめられています。ぜひご一読あそばせ。

 でも、誰に、どの政党に票を入れたら良いか分からないですよね。本当はマニフェストを読んでいただきたいです。でも、分からないからって、選挙にいくのを諦めないでほしいんです。

「1分でできる!政党の選び方」をつくったので参考にしてみてください。

 行くだけで、いい女ヅラして、男を手玉に取れるんです。だから、選べなくても選挙に行きましょう。

 あっ、そういえば、私一度も彼氏できたことなかった。

【たかまつ なな プロフィール】
お嬢様芸人でお笑いジャーナリスト。フェリス女学院中高、慶應義塾大学を卒業し、現在は同大学院政策メディア研究科と東京大学大学院情報学環教育部に在学。2013年、「ワラチャン! U-20お笑い日本一決定戦」(日本テレビ系)で優勝。2107年より「笑下村塾」を設立し、全国各地の学校で出張授業「笑える!政治教育ショー」を開催。著書に『政治の絵本』(弘文堂)。