「同僚との飲み会が多い会社」ランキングTOP10

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今どき、社内の人間が評価した、「同僚との飲み会の多い会社」とは? (写真:KAORU / PIXTA)

会社は多くの人が集まる組織。仕事をスムーズにしていくためにも、社員間のコミュニケーションを密にしていくことは大切なことだろう。

コミュニケーションを図る方法はいろいろあるが、「飲み会」や「食事会」はそのポピュラーな手段のひとつといえる。「時間外に社員同士の付き合いはしたくない」「プライベートな時間を大切にしたい」という人も少なくないと思うが、仕事中では聞けない話や同僚の意外な一面を見ることもできる貴重な機会だ。

飲み会を多く開いている会社はどこか


社内の飲み会や食事会はどこでも行われていると思うが、どんな会社が飲み会を頻繁に開いているのだろうか? そこで作成したのが「同僚との飲み会が多い会社ランキング」だ。

ランキングはエン・ジャパンが運営する口コミサイト、「カイシャの評判」に書かれた評価から作成している。このサイトは、正社員や派遣社員など、その会社に勤務するスタッフや在籍したことのある元社員たちが、会社の雰囲気や待遇について語った評判・評価が書き込まれている。

同時に会社の状況についてアンケートも実施しており、結果を会社分析レポートとして公表している。今回のランキングはその会社分析レポートの作成のための設問項目で、「同僚との食事・飲み会が多いですか?」に対して、「はい」と回答した人の割合をポイント化し、高い順に並べたものだ。つまり会社の中の人が「うちの会社は同僚との飲み会が多い」と思っている人の多い会社が上位に顔を出すことになる。

ランキングは、カイシャの評判の掲載企業(法人企業)のうち、口コミ件数が累積300件以上で、アンケートへの回答者が30人以上の企業が対象だ。対象社数は538社。平均ポイントは34.9ポイントとなっている。評価の対象期間はサイトが誕生した2012年からの口コミ評価となっている。今回はそのうち、ランキング上位100社を紹介したい。

その結果、1位は転職情報サイト「@type」などを運営し、適職フェアやイベント・人材紹介を展開するキャリアデザインセンターとなった。

「社風は体育会系。飲み会とかはお祭り騒ぎ。めちゃくちゃである。人間関係はまあ良い」(20代女性/元正社員/営業系)、「月末を除いた毎週火曜日はノー残業デーが導入された。必ず18時には会社を出なければならない。なにかトラブルが発生して帰れない場合は、上長の承認と振り替え分のノー残業デーを取得する必要がある。みんなで飲みに行きやすくなったのでそれは良かったこと」(20代女性/現正社員/クリエーティブ系)といったコメントが並ぶ。社風として飲み会の頻度が高いだけでなく、ノー残業デーなど制度面の後押しもあるようだ。

2位は就活サイト「リクナビ」などを展開しているリクルートキャリア。リクルートグループは同社以外にも、3位にリクルートホールディングス、6位リクルートジョブズ、7位リクルートライフスタイルと、トップ10に4社も入っている。

”隠れ1位”は何と航空自衛隊?

リクルートキャリアには「基本的に仲が良いと思う。嫌なら誘いは断っていいし、仕事とプライベートをどういった価値観で充実させたいかは個人の自由。どちらも充実させたいという人が大半だと思います」(20代男性/現正社員/営業系)、「懇親会も多く、費用も常に会社持ちだったので、やはりリクルートグループのバブリーなイメージは健在だと思います」(40代女性/現非正社員/企画・事務・管理系)といった声があがっている。

3位のリクルートホールディングスには、「半年に1回、グループを中心とした所属組織で飲み会の補助が出るため、定期的に社内の飲みニケーションを取ることができる」(40代男性/現正社員/企画・事務・管理系)、「社員同士はとても仲が良く、飲み会は多いです。決して、強制参加ではなく、行きたい人が行ける良い雰囲気です」(30代女性/元非正社員/営業系)といったコメントが見られた。

そして3位には同ポイントで、広告代理店トップ、あの電通が入った。

「飲み会も多く美味しいお店にもたくさん行くことができます。逆にいえば、あまり広告が好きでない人、飲み会でのおしゃべりや幹事の仕事などがあまり好きでない人にとっては、つらい職場かもしれません。広告が好き、あるいは、人として繊細すぎず、おおらかで、お酒や飲み屋さんの雰囲気が好きな人にとっては、とても恵まれた職場だと思います(心身共にタフであることが前提)」(20代女性/元正社員/企画・事務・管理系)、「夜部会などの飲み会も会社が負担してくれるので良いです」(30代女性/現非正社員/企画・事務・管理系)と、飲み会が盛んに行われている様子がうかがえる。

なお、このランキングは対象を法人企業に限っているが、実は航空自衛隊が88ポイントとなっており、キャリアデザインセンターを上回っていた。陸上自衛隊が73ポイント、海上自衛隊が61ポイントと、自衛隊の”飲み会文化”の高さが想像されよう。

トップ10こそ、人材系会社や広告代理店が目立つが、ランキングに出てくる会社は、メーカーやIT系企業、総合商社など、かなり幅広い。ノー残業デー制度や懇親会の補助などで、飲み会を”応援”している会社も少なくない。業界ごとの傾向というよりも、会社によって飲みに行く文化の濃淡は違うといえるだろう。