歴史的に見ると、日本の建築物は中国建築の影響を受けてきたが、今では建築方法に大きな違いがでているようだ。中国メディアの捜狐は15日、日本での視察から分かったという「中国との建築方法の違い」に関する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 歴史的に見ると、日本の建築物は中国建築の影響を受けてきたが、今では建築方法に大きな違いがでているようだ。中国メディアの捜狐は15日、日本での視察から分かったという「中国との建築方法の違い」に関する記事を掲載した。

 今回視察したというのは、日本の建築現場と生産工場だ。日本の建築の大きな特徴は、まず工場で部材を生産して建築現場へ運んで建設する工法があることだろう。記事は、工場で階段や壁などを生産している様子を写真で紹介し、「効率的で無駄がなく、環境保護を意識している」と感心しきりの様子だ。また、「中国のように現場作業員を多く必要としない」ことも利点だと伝えた。

 では、建築現場ではどこが中国と違うのだろうか。まずは、「仕事が丁寧」で責任感があると感じたようだ。例えば、現場でコンクリートを打つ場合、ゴミが残らないようにまず高圧洗浄したり、建築中のビルには、ほこりが出て近隣に迷惑が掛からないように建物全体を覆ったりしている。日本では通常の建築現場の光景だが、中国の視察団には感銘を与えたようだ。

 また、「効率の良さ」にも気づいたようだ。例えば、4階まで作業が進んだころ、1階の内装はもう終わっていたという。そもそも、中国では住宅の建築に内装は含まれず、住宅購入者が手配しなければならない。記事は、日本では素人の持ち主が「内装の達人」になる必要はないことも効率的だと感心した。さらに、パイプが透明でどこが詰まっているのか一目瞭然であること、コード類はすべてきれいにまとめて留めていることなど効率的でまじめな日本人の仕事ぶりを表しているとした。

 加えて、日本の現場は「安全第一」であることや、ゴミを分別するという「中国では家庭でさえできないこと」を日本では建築現場で実現できていることにもすっかり心を奪われた様子だ。効率的で細部にまでまじめさが見られる日本の建築現場。現状では、同じことを現在の中国で求めるのは無理な要求と言わざるを得ないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)