メンマと言えばラーメンの上にのっている姿を想像する人が多いと思いますが、ご飯にのせてもそのまま前菜としても使えるという「香ばし葱油味 穂先メンマ」が2017年8月28日から桃屋より登場しました。1987年に登場した桃屋の人気商品「穂先メンマ やわらぎ」の30年目にして初の姉妹商品とのことで、早速食べてみました。

香ばし葱油味 穂先メンマ | 商品情報 | 桃屋

http://www.momoya.co.jp/products/detail/hosakimenma/

株式会社 桃屋

http://www.momoya.co.jp/

パッケージは「穂先メンマ やわらぎ」のイメージを踏襲したシンプルなデザインで、新商品なのにレトロの趣き。



原材料を見ると、「穂先メンマ」「砂糖」「ねぎ香味油」と続きます。「穂先メンマ」というのはメンマの原材料である麻竹の竹の子の、さらに先端部分のみを使用したメンマのこと。そもそも麻竹は日本で通常見かける真竹や孟宗竹よりも柔らかいものですが、穂先メンマは麻竹の中でも特に柔らかい先端部分を使用しており、穂先以外の部分を使用する普通のメンマよりもさらに柔らかいとのことです。



瓶の底には白く濁ったエキスが溜まっていました。



ふたを開けてみるとごま油としょうゆ、そしてねぎ香味油の食欲をそそる匂いが香ります。



最初は「香ばし葱油味 穂先メンマ」だけで食べてみることにします。



口に入れた瞬間にごま油の風味が広がり、続いてメンマをかむたびにしょうゆの塩気と香味油のうま味が合わさった、クセになる味が次から次へとメンマの内部からしみ出してきます。コリコリとした食感も素晴らしく、これだけで十分に酒の肴や前菜として通用する食材となっています。



「香ばし葱油味 穂先メンマ」はご飯に乗っけてもおいしそうだと感じたため、早速ご飯にのせてみると白米の上でメンマが輝いているようです。



箸でご飯と一緒に持ち上げると「絶対にうまい」という確信が湧いてきます。



ご飯と一緒に口に運ぶと、「香ばし葱油味 穂先メンマ」の塩気がご飯との相性バツグン。お茶碗に一杯程度なら軽々と食べてしまいます。



「香ばし葱油味 穂先メンマ」はごま油の香ばしさと絶妙な塩気によって、それ自体が調味料となるポテンシャルを秘めていると感じさせます。実際に「香ばし葱油味 穂先メンマ」を味付けとして使用したらどうなるのか、編集部で調理してみました。まずはシンプルにキュウリとの和え物に挑戦。



キュウリを細切りにし、塩もみします。



塩もみしたキュウリと「香ばし葱油味 穂先メンマ」を軽く和えて……



完成です。



少ししんなりしたキュウリのポリポリ感と、「香ばし葱油味 穂先メンマ」のコリコリした食感が絶妙にマッチ。単体だと「少し油がきついかな?」と感じる「香ばし葱油味 穂先メンマ」でしたが、別の食品と和えることで油っぽさが軽減されてちょうどいい具合になっていました。試食した編集部員からは「食感と塩気が最高で、お酒と一緒だと延々と食べてしまいそうで危険」という感想。



「『香ばし葱油味 穂先メンマ』を料理の味付けとして使うのはアリ」と感じたので、豆腐の上にものせてみました。



豆腐の素朴な味わいを壊すことなく、「香ばし葱油味 穂先メンマ」の塩気が共存していて絶品。ただ、食感という点ではキュウリとの和え物に軍配が上がるかな、という印象でした。



なお、「香ばし葱油味 穂先メンマ」は記事作成時点では4本セットで1417円、1本当たり約354円からAmazonで購入可能でした。

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