青島ビールとその2番目の株主のアサヒビールとは近く、「7年目の試練」を迎えるとみられる。

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青島ビールとその2番目の株主のアサヒビールとは、近く「7年目の試練」を迎えるとみられる。青島ヒ酒(ヒは口へんに卑)股フン有限公司(フンはにんべんに分)はこのほど公告を発表し、「弊社の第2位の株主である日本のアサヒグループホールディングスは保有する青島ヒ酒の株式をすべてまたは一部売却する可能性を検討中だ。対象の株式は青島ヒ酒の(香港証券取引所に上場する)H株で、全株式の約19.99%を占める」ことを明らかにした。北京日報が伝えた。

青島ヒ酒とアサヒグループは2009年8月に提携を開始し、アサヒが約6億6650万ドル(1ドルは約112.2円)で青島ヒ酒の19.99%の株式を買い取った。アサヒは当時、「青島ヒ酒の発達した販売ルートの力を借りて、当グループのビール製品の販売につなげたい。また東南アジア市場では青島ビールの力になれる」としていた。

今年1月にも両社が提携を解消するとのうわさが流れた。青島ヒ酒は状況説明の公告を出したが、アサヒの株式売却の可能性は否定しなかった。青島ヒ酒がさらに出した進展状況を説明する公告によれば、このほどアサヒから通知を受け取り、アサヒがビジネスの観点から考えて、保有する青島ヒ酒株をすべてまたは一部売却する可能性を検討中であることを知ったという。

一連の機関が分析するところでは、アサヒが保有する青島ヒ酒株の売却を考える主な原因は、アサヒが青島ヒ酒側の十分な協力を得られず、期待したほどの提携効果を上げていないことにあるという。また金融投資として考えれば、アサヒはここ数年で十分なリターンを得ており、中国ビール市場の規模がこれ以上拡大するのは難しいことを考えると、資金を引き揚げて別の市場に投入する可能性も十分に考えられる。青島ヒ酒は今年の上半期報告の中で、「上半期の青島ビール販売量は前年同期比2%増加し、営業収入は150億元(1元は約17.0円)に上って同2.15%増加し、純利益は11億4800万元で同7.43%増加した。業績は全体としてめざましいものだった」と述べている。(提供/人民網日本語版・編集KS)