ルーク・エヴァンス

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『ワイルド・スピード』シリーズのオーウェン役や、『ホビット』シリーズのバルド役で知られ、今年公開された『美女と野獣』では悪役ガストンを好演したルーク・エヴァンス。注目作への出演が続く人気俳優の彼が、ある一大プロジェクトへの参加を切望しているようだ。英Digital Spyが伝えている。

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ルークが仲間入りを願うのが、20世紀前半に公開された往年のモンスター映画を、次世代向けにリメイク・シリーズ化するというユニバーサル・スタジオの「ダーク・ユニバース」。キャストにはトム・クルーズ、ラッセル・クロウ、ジョニー・デップ、ハビエル・バルデムといった大物俳優を迎える予定の巨大プロジェクトだ。

実は、ルークが2014年に主演した『ドラキュラZERO』がこのプロジェクトの第1弾として検討されていた。しかし、プロジェクト企画時にすでに映画の撮影が始まっていたことから、トム主演で今年公開された『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』が第1弾に選ばれていたという過程がある。『ドラキュラZERO』は全世界の興行収入が2億ドル(約223億円)を超えるヒットを記録したが、レビューでは高い評価を得ることはできなかった。

ルーク本人も『ドラキュラZERO』の評価を素直に認めているが、トム、ラッセル、ジョニー、ハビエルらが肩を並べる「ダーク・ユニバース」の一員として、ヴラド・ドラキュラの新しい物語を撮りたいという願望を明かしている。

「(『ドラキュラZERO』の製作過程は)僕にとって本当に楽しい時間だったんだ。あの作品には間違いなくいくつかの問題点があったと思うが、僕はいいフィードバックをたくさん得たし、皆からは続編の有無を聞かれることも多いんだ。僕らはいつでも歓迎する気持ちで待っている。

これは長い時代と異なる歴史を超えるキャラクターの物語なんだ。僕は何個かのコンセプトや状況を設定してもう一度やってみたいと思っているよ。だが正直、ユニバーサル・スタジオの中でどんな話し合いがなされているかは、全く分からないんだ」

しかし、『ザ・マミー』でメガホンを取ったアレックス・カーツマン監督は同誌のインタビューで、『ドラキュラZERO』が「ダーク・ユニバース」に仲間入りする可能性は低いだろうとコメントしている。(海外ドラマNAVI)