シカを捕獲する「レビヤヤークト」のメンバー。シカ・イノシシ肉料理の「阿波地美栄(あわじびえ)」(OTSUCLEののホームページから)

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徳島大学の学生でつくる狩猟サークル「レビヤヤークト」(独語で「猟区」の意味)が、鳥獣害対策のため駆除されたシカの肉を使ってチョリソー(腸詰ソーセージ)作りを計画し、2016年10月、インターネットで賛同者から資金調達するクラウドファンディングで活動資金の募集を始めた。

徳島県の鳥獣害対策に徳島大生が立ち上がる

同サークルのウラウドファンディングを紹介している一般社団法人・大学支援機構が運営する組織「Otsucle(おつくる)」のホームページによると、「レビヤヤークト」は院生・学部生計10人のサークル。ハンター不足の現状を憂うる学生たちが作った。野生動物の研究とともに自ら狩猟も行なっている。徳島県内ではシカやイノシシによる農林業食害が年間1億円以上発生している。このため、徳島県は駆除したシカ・イノシシ肉のジビエ料理を「阿波地美栄(あわじびえ)」と命名し、食肉の活用を推進しているが、利用される肉は駆除全体の数%しかない。

そこで、同サークルは有効活用を目指し、チョリソーの商品開発を計画、いくいくは大学ビジネスに広げる考えだ。チョリソーは同サークルと同県三好市の猟友会のメンバーが捕獲したシカ肉に、徳島県特産の柑橘類スダチや薬味を加え数種類作る。クラウドファンディングは「Otsucle(おつくる)」を利用。目標額は50万円で、募集額は1口5000〜5万円。11月12日が募集の締め切りだ。10月18日現在、26万7000年が集まっている。試作品は11月4〜5日の大学祭で販売するという。

賛同者はOTSUCLEの「学生狩猟サークルが狩猟ビジネスをおこす!」プロジェクト銀行振込フォーム(https://otsucle.jp/cf/inquiry/revier-jagt-form/)から