「秋は抜け毛の季節」ともいわれます。その人の印象を決定づける頭髪については、トレンドのヘアスタイルや、秋色のカラーリングといった最新情報以外にも、ダメージのこと、抜け毛のこと、育毛など、知りたいことがたくさんありますよね。
そこで今回は「頭髪の日(10月20日)」にちなみ、髪の毛について明日から役立つ情報をまとめたいと思います。男女や年齢差に関係なく、大切な頭髪を健やかに育むため、一年に一度の「頭髪の日」の機に、自身の髪の毛について見直す機会にしてみてはいかがでしょう。

明日10月20日は頭髪の日。この機会に大切な髪の毛のこと、再認識しましょう!


頭髪のいろいろ。「ダメージ」にもいろいろな種類がある!

頭髪はタンパク質(ケラチン)でできているのですが、髪の毛の断面を拡大すると、巻き寿司のようになっています。その巻き寿司の海苔の部分に該当する部分がキューティクルと呼ばれ、キューティクルはうろこ状に重なり合っています。
次にごはんに該当する部分ですが、ここはコルテックスと呼ばれ、頭髪の色を構成するメラニンとなり、さらに具の部分に該当する中心がメデュラと呼ばれ、髪の毛の弾力を保つ機能を担っています。
本来、頭髪は何層にも重なったキューティクルで守られているのですが、私たちは日常的に「髪が傷んでいる」とよく言いますよね。でも「傷んでいる」の一語に集約される「ダメージ」にはいろいろあり、日常の行動によって傷む場合もあるのです。
では早速、日常生活の中で生じる物理的ダメージを見てみましょう。


頭髪がダメージを受けると、どのような現象が起きる?

【頭髪のダメージ・サイクル】
●パーマ、カラー、アイロンなどによる髪の毛へのダメージのほか、紫外線、発汗等から生じるダメージによって、うろこ状になったキューティクルが剥がれたり、損傷を受けることでキューティクルが傷む

●傷んだキューティクルが水分を含むことによって、髪の毛が広がりやすくなり、まとまりにくくなる

●広がった部分から髪の毛内部のタンパク質が外に流出してしまう(カラーをしている場合は色落ち)

●髪の毛の内部がスカスカになり、枝毛・切れ毛になってしまう
こうしたサイクルによって、頭髪は深刻なダメージ状態になってしまうため、日々の手入れを注意・工夫することが、髪の毛のダメージを最小限に抑えるポイントとなるのです。

頭髪のダメージを最小限にとどめましょう!


頭髪は平均10〜12万本あると言われ、毎日100本ほどが抜ける

頭髪は日々新しく誕生し、抜けていっていますが、頭髪は平均10〜12万本あると言われ、そのうちの100本ほどが一日に抜けていると言われています。
「シャンプーをすると髪が結構抜けるのですが、大丈夫ですか?」
私は仕事上で上記のような質問をよく受けるのですが、加齢とともにシャンプー時にたくさんの髪が手にからんできたら、誰しも不安になると思います。でも、大体の場合はさほど心配に値しないことが多いといえるでしょう。
例えば男性の場合、
●外出時は、グリースやジェルなどで髪の毛をかためている
例えば女性の場合、
●一日中髪をしばっている、またはまとめている
こうしたヘアスタイルアレンジを日常的にしている方の場合は、本来であれば歩いている時などに自然に落ちる髪の毛が、グリースで固めていたり結っていることで、自然と抜け落ちる本数は少なくなります。そして、頭髪内にとどまっていた抜け毛が、シャンプー時にまとまって目についてしまうこともあるのです。
そうした人は、シャンプー時に一気にまとまった抜け毛を見て不安に感じることもあるでしょうが、「人の頭髪は日に平均100本ほど抜けている」「髪の毛が落ちにくいヘアスタイルだったから、洗浄時にまとめて抜けたように感じる」と思うようにするとよいでしょう。
逆に抜け毛に対してストレス過度になるほうが、かえって抜け毛の要因になる可能性もありますので、抜け毛について正しい知識を身につけ、正しいシャンプーを心がけることが大切といえます。

個人差はありますが、頭髪は日に平均100本ほど抜けているといわれます

さらに、髪の毛が多く抜ける、細くなるといった原因を挙げてみましょう。
●加齢によるホルモンバランスの変化 ●紫外線 ●ストレス
●血行不良 ●栄養不足 ●不潔にしている ●生活習慣(飲酒、喫煙、睡眠不足)
●頭皮の炎症 ●シャンプー剤がその人に合っていない ●シャンプーの方法……など。
上記の中で、もし「思いあたる!」というものがあれば、早速今夜から気をつけてみてはいかがでしょう。原因と対処法がわかれば、原因に対してどのような対処をすればよいかが自分なりにつかめると思いますので、日々少しずつ改善しながら、抜け毛や細毛予防に役立ててくださいね。

髪の毛の生育に大事な役割を担うのが生活習慣なのです