2016年8月24日に発射された北朝鮮のSLBM「北極星」(2016年8月25日付労働新聞より)

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北朝鮮が東海岸の咸鏡南道(ハムギョンナムド)にある新浦(シンポ)造船所で新型の弾道ミサイル潜水艦を建造しているもようだと、米外交専門誌のザ・ディプロマットが18日、米政府関係者の話として伝えた。建造の動向を米情報機関が捕捉し、監視を続けているという。

同誌によれば、新型潜水艦は幅11メートル、水中排水量が2000トンを超えると推定されている。朝鮮人民軍(北朝鮮軍)海軍の艦艇としては、羅津級フリゲート建造後で最大となる。

複数配備か

ディーゼル推進で蓄電池を備え、新たな潜水艦発射弾道ミサイル(SLMB)を搭載すると見られる。北朝鮮は8月末、開発に取り組んでいる固体燃料の弾道ミサイル「北極星3」型の図面を北朝鮮メディアに公開した。

北朝鮮には現在、SLBMを運用できる新浦級弾道ミサイル潜水艦があるが、開発実験用の性格が強いと見られる。

また、弾道ミサイル潜水艦は有事に際し、米韓による優先的な攻撃目標となるのは確実で、生存性を高めるためにも、北朝鮮は複数の実戦配備を目指す可能性が高い。