中国の習近平国家主席は11日、南南協力・発展学院の初めての修士課程修了生に返信をした。写真は習主席。

写真拡大

中国の習近平国家主席は11日、南南協力・発展学院の初めての修士課程修了生に返信をした。内容は以下の通り。新華社が18日付で伝えた。

南南協力・発展学院初の修士課程修了生の皆さんへ:

皆さんからの手紙を確かにもらいました。皆さんが円満に学業を終えて南南協力・発展学院初の修士課程修了生になったこと、それに勉強を通して自分なりの考えと成果を収めることを喜ばしく思います。

皆さんの手紙の中に、公平、包容かつ持続的な発展を推進することが皆さんの共同の願いとの記載があります。実は、これこそ中国が南南協力・発展学院の設立を提唱する初志です。南南協力は発展途上国が手を携えて課題に対応していくための偉大な事業です。中国は南南学院を良いプラットフォームにし、南南協力事業を推し進め、発展途上国の共同繁栄を促すよう努力していきます。

初めての卒業生として、皆さんは光栄な使命を持っています。学び続けること、学んだことを実際に活用すること、遠方に行き視野を広げること、学識を積み能力を伸ばすこと、自国の国情に合う持続可能な発展の道を探求すること、それぞれの国の改革と発展をけん引するリーダーになることなどを期待しております。また、中国で友情が結ばれた先生、クラスメート、友達を大切にし、皆さんの国と中国との友好協力において、新たな1ページを開き、全世界の南南協力事業の実行者になれることを期待しております。

最後に、ご家族に挨拶を申し上げます。チャンスがあればぜひ中国へお越しください。


習近平主席は2015年9月、国連成立70周年サミットに出席した際、中国が南南協力・発展学院を開設することを発表した。2016年4月に南南学院は北京大学に開設された。発展途上国のためのハイレベル人材の育成、発展途上国同士の交流プラットフォームの設立、南南協力の推進による世界共同発展への寄与が目的とされている。

2016年9月には1期目のプロジェクトが始まり、アジアやアフリカ、欧州、ラテンアメリカの発展途上国27カ国からの政府高官、議員、金融関係者および学者合わせて48人を修士課程、博士課程に受け入れた。2017年7月6日、初の修士課程修了生26人が卒業式の場で習近平主席への感謝状を読み上げ、このような教育を受ける場を提供していただき、中国改革開放の経験、明確な理念と豊富なマネジメントの知識を勉強することができたことについて中国政府に感謝の意を表した。また、「南南学院が、学生たちがそれぞれの国の改革と発展のリーダーとなることに役立つと信じている」とも表した。(提供/環球網・編集/インナ)