高高度防衛ミサイル配備や朝鮮半島情勢などの影響で、東南アジアでも韓国旅行に出掛ける観光客が減っている。写真はソウルの広蔵市場。

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2017年10月18日、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備や朝鮮半島情勢などの影響で、東南アジアでも韓国旅行に出掛ける観光客が減っている。環球網が伝えた。

韓国・聯合ニュースによると、韓国国会の教育文化体育観光委員会の金炳旭(キム・ビョンウク)議員が韓国観光公社から入手した資料を分析したところ、3〜8月に東南アジア7カ国から韓国を旅行した人は157万6000人で、前年同期比1.5%減少していた。5〜8月は4カ月連続で減少しており、国別ではインドネシアとフィリピンで減少が著しかった。

2017年に入ってから韓国を訪れた中国人観光客は171万5000人で、前年同期比62.2%減少した上、日本人観光客も減少が続いている。そうした中、期待されていた東南アジアからの観光客まで減少していることはまさに泣き面に蜂だ。

金議員はとりわけイスラム教国であるインドネシアとマレーシアで訪韓観光客が減少していることを重く見ている。韓国政府は中国人観光客の激減を補うべくイスラム教国での観光PRを行ってきたが、目立った効果は出ていないことになる。

金議員は国内旅行の活性化や観光市場の多様化などより十分な対策を講じる必要があると指摘している。(翻訳・編集/岡田)