神戸製鋼によるデータ改ざん問題は40年以上前から習慣的に行われていたことが日本メディアによって報じられた。中国の製造業は日本の「神話崩壊」からどのような教訓が得られるのか。

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2017年10月18日、香港メディア・鳳凰網(ifeng)によると、神戸製鋼によるデータ改ざん問題は40年以上前から習慣的に行われていたことが日本メディアによって報じられた。中国の製造業は日本の「神話崩壊」からどのような教訓が得られるのか。

中国では近年、海外製品、とりわけドイツ製品や日本製品への崇拝が流行している。どちらの国の企業も勤勉で、誠実で、決まりを守る美点があるとされてきた。しかし、フォルクスワーゲンの排ガス不正問題や三菱自動車の燃費データ改ざん、神戸製鋼のデータ改ざんなどの問題で、「製造業に神話などない」ことが明らかになった。

ドイツも日本もかつては後発国で、当初は「粗製乱造」の代名詞だったが、努力の末に世界中の消費者から選ばれる存在になっていった。しかし、その一方で、プライドも高くなり、そのおごりから市場の変化に対応できなくなり、匠の精神に反するような不正を働くようになっていった。

中国は近年、高速鉄道やモバイル決済などの分野で急成長を遂げている。今後さらに多くの分野で世界水準に追いつこうとしているが、そのとき科学者やエンジニア、労働者、企業家は初心を忘れず、努力を続けなければならない。

イノベーションに近道はなく、品質は空論には支えられないということを心に銘記することこそ、中国製造業が得るべき教訓だろう。(翻訳・編集/岡田)