建物の老朽化によって欠けてしまった石壁をレゴで補強するという、ユニークなアート作品で知られるJon Vormannさん。

地元の人の口コミから徐々に注目されはじめたこのプロジェクトも、今年で10年目を迎えました。

彼のインスタグラム(@dispatchwork)では、2007年よりスタートした「dispatchwork(ディスパッチワーク)」の軌跡をたどることができます。

壁の隙間にレゴがびっしり

記念すべき1作目はイタリア・ローマ近郊にあるBocchignanoという村でした。

その後はイスラエルのテルアビブやベルリンなど、ヨーロッパから北米まで40都市近くを訪れ、制作活動を行なってきたそうです。

Vormannさんの作品は補修する穴の大きさによるため、十数センチの小さなものから数メートルに渡る大作まで存在します。

なかには1つの作品で、9キロものレゴブロックを使用することもあるとか。

2008年、テルアビブにて

東京にも!

幾つかの作品はレンガ&セメント製のブロックに置き換えることで、正式な補修として政府から認められたそう。

最近は、住民たちに手持ちのブロックでやってみようという呼びかけも行なっているため、“修復レゴ”の数もかなり増えている模様。

同シリーズは、遊び心があふれる方法でマークを付けることで、街の住人たちの手に“公共のスペース”を取り戻すことを意味しています。

子供のように自由なイマジネーションと小さなブロックがあれば、国境を越えて世界中の人々と触れ合い協力し合えるのだと作者は説いています。

「ディスパッチワーク」のマップはオフィシャルサイトに掲載中。

作品のある場所をチェックして行くのもいいですが、偶然に出会えたら喜びもひとしおかも。