円盤のような本体に合計17個ものカメラを搭載し、単体で周囲360度映像を撮影・配信可能なカメラ「360 Round」をSamusungが発表しました。

Experience Samsung 360 Round, a High-Quality Camera for Creating and Livestreaming 3D Content for Virtual Reality (VR)

http://www.samsungmobilepress.com/news/experience-samsung-360-round,-a-high-quality-camera-for-creating-and-livestreaming-3d-content-for-virtual-reality-(vr)

2017年10月18日にSamusungがカリフォルニアで開催した「Samsung Developer Conference」 (SDC 2017)の中で発表された360 Roundは、直径205×高さ76.8mmの本体の周囲と天面にレンズを配置した360度カメラ。円周部分に2個で1セットのカメラを8セット、そして上面全体を撮影する魚眼レンズカメラを天面に配置し、4K 3D映像と音声をライブストリーミング配信することが可能です。360 RoundはIP65準拠の防水・防塵性を備えており、雨の環境を含む屋外での使用にも対応。ファンレス設計になっているため、撮影時にノイズが混入しない造りになっています。



VR機器の普及やYouTube、Facebookなど3Dコンテンツに対応したプラットフォームの拡大が進み、VR制作者や愛好家からの高画質360映像への高まるニーズを受けてSamusungはこのデバイスを登場させています。サムスン電子グローバル・モバイルB2Bチームの執行副社長を務めるSuk-Jea Hahn氏は、「Samsungは、映像プロデューサーや放送業者が容易に高品位3Dコンテンツを制作できる革新的なVR機能を備えた製品を開発しました。ライブストリーミング配信への対応、IP65規格の防水・防塵性能、そして17個のレンズによって、このカメラは広範囲に及ぶ顧客のニーズに対する理想的なものとなり、大規模イベントのストリーミング配信から複数の産業における訓練施設での撮影などに対応可能です」とリリースの中で語っています。

360 Roundは2017年10月にまずアメリカで販売がスタートされる予定。その他の地域での発売時期や価格は記事作成時点では明らかにされていません。

◆カメラ

・17個のレンズ

・ 1/2.8インチ 200万画素イメージセンサー

・ F1.8レンズ

◆音声

・6個のマイクを内蔵して360度音声「Spatial Audio」を収録可能

・外部マイク端子×2

◆映像

【解像度】

・ライブストリーミング(3D):4096×2048 @30fps(片眼ずつ)

・ライブストリーミング(2D):4096×2048 @30fps

・撮影(3D):4096×2048 @30fps(片眼ずつ)

・撮影(2D):4096×2048 @30fps

【フォーマット】

・MP4 (H.265/ H.264)

・3D:4K×2K (片眼ごと)/2D:4K×2K

◆ストレージ

【内部ストレージ】

LPDDR3 10GB、eMMC 40GB

【外部ストレージ】

UHS-II SDカード (最大256GB)、SSD (最大2TB)

◆接続端子

LAN、USB Type-C

◆内蔵センサー

ジャイロセンサー、加速度センサー

◆電源

19V 2.1A電源入力(ACアダプター)

◆PC動作環境

ソフトウェアを搭載した2台のPC (カメラコントロール用およびプレビュー・ストリーミング配信用)

【編集用環境】

・Windows 10

・64-bit OS (4K映像編集用)

・16GB DDR4 RAM 2EA以上

・電源容量850W

・Intel Core i7-6700K以上のプロセッサ

・GPU NVIDIA GTX 1080 x 1EA

【プレビュー・ストリーミング配信用環境】

・Intel Core i7-6950X以上

・32GB DDR4 RAM 2EA以上

・GPU NVIDIA GTX 1080 Ti x 2ea

◆本体寸法

205×205×76.8mm、1.93kg

◆その他特徴

・IP65準拠 防水・防塵性