中国の武漢華夏理工学院に17日、一つの「ナミヤ雑貨店」が登場した。

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中国の武漢華夏理工学院に17日、一つの「ナミヤ雑貨店」が登場した。

ある新入生が学校のサークルの状況を尋ねようと手紙を出してみると、彼のところに2通の返事が届いた。返事は4枚で、学校のサークルを詳しく紹介したほか、いろいろなアドバイスも与えてくれたのだ。武漢華夏理工学院の心理健康協会が先日、「見字如面」(中国のある読書番組の名前)活動を行い、匿名で手紙を書くという方式を通して新入生たちの疑問に答えようとしている。この取り組みに学生たちから「心が温かい」というコメントが寄せられているという。

「どのように大学4年間を過ごすべきか」「どうすればホームシックを克服できるか」「大学で他人との付き合いを学ぶのは重要なのか」などの疑問に対し、新入生指導員と先輩たちは真面目に返事を書く。新入生たちの恥ずかしさを考え、手紙はペンネームを使うことに。ペンネーム一つ一つに対して返事を出すため、学生は自らポストに行って返事を取ることができる。

同校商学院の新入生指導員、張帆さんによると、新入生たちをより早く大学の環境に適応できるようにするために、こういう活動を行ったのだという。アイデアは人気小説「ナミヤ雑貨店の奇蹟」から生まれたものだ。

商学院の心理健康指導教師、郭定芳さんは、「文字は感情を託すもので、電子情報化時代において手紙を書くことは珍しく、手紙を受け取るのも喜ばしいことだ。こういう活動は新入生の新生活に対する不安を解消し、大学の雰囲気をさらに温かくする面では大きな役割がある」という見方を示した。

ポストが設置されてから3日間で合わせて37通の手紙が入り、54通の返事が出された。活動の推進とともに、手紙と返事の数もより多くなり、学院もこの「ナミヤ雑貨店」の経営を続けていくつもりだという。(提供/環球網・編集/黄テイ)