Appleの音楽再生ソフトであるiTunesは非常に便利な音楽管理・再生ソフトですが、MacではなくWindowsでiTunesを使用した時にCPUの使用率が非常に高くなってしまうことに悩んだ人も多いはず。そんなiTunesへの不満を解消するべく開発された「iTunes CPU Redux」は、WindowsでiTunesを使用した時のCPU使用率を下げるという機能に特化したフリーソフトとのことで、早速インストールしてその効果を確かめてみました。

iTunes CPU Redux - Wide Angle Software

https://www.wideanglesoftware.com/itunescpuredux/

まずはiTunesの配布サイトから最新版の「iTunes for Windows (64-bit)」をダウンロード。



「インストール」をクリックしてインストールを開始。



インストールが終わったら、「完了」をクリック。これでiTunesが使えるようになりました。



iTunesを起動し、音楽を再生したりストアの音楽を確認したりしていると……。



iTunesだけでCPU稼働率が20%を超えました。



操作を音楽の再生のみにしても、ほぼ10%くらいをキープし続けます。確かに通常のWindows環境では「iTunesはCPUを使いすぎる」と言われても仕方のない状況。



では、WindowsでiTunesを使用した時のCPU使用率を下げるという「iTunes CPU Redux」を配布ページからダウンロードします。「Free Download for PC」をクリック。



「ファイルを保存」を選択。



ダウンロードした「iTunesCPURedox.msi」をクリックします。



「実行」を選択。



「Next」をクリック。



「I Agree」にチェックを入れ、「Next」をクリックします。



「Next」をクリック。



最後にインストールの確認画面が表示され、「Next」をクリックするとインストールが始まります。



インストールが終了したら「Close」をクリックしてポップアップを閉じます。「iTunes CPU Redox」はWindows起動時に自動で作動するため、使用するにはPCの再起動が必要です。



PCの再起動後に再びiTunesを使用してみます。



「ストア」で探した音楽を再生してみると……



音楽を再生した当初こそiTunesのCPU稼働率が20%近くまで上昇することもありましたが……



すぐにCPU稼働率は低くなり、安定して3%以下をキープ。一時的にCPU稼働率が上昇しても、すぐに低下するという形で「iTunes CPU Redux」の効果が実感できました。



「iTunes CPU Redux」が具体的に何をしているのか調べてみると、どうやらiTunesがCPU稼働率を上げてしまう原因となるオプションを自動的にオフにしている模様。手動でも可能な操作ではありますが、いちいち「これはオフにしても問題ないのか?」と調べるのも時間がかかるため、こういったフリーソフトで一気に設定してしまうのがお手軽なのは確実です。