ゴールを決めて喜びを爆発させたR・シルバ。貴重な働きだった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[ACL準決勝]浦和 1-0 上海上港/10月18日/埼スタ

 ACL準決勝の第2戦、勝利の立役者となったのが決勝点を奪ったラファエル・シルバだった。
 
 11分、浦和がCKのチャンスを得ると、助っ人ストライカーは柏木陽介のクロスに豪快にヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らした。
 
「マークをはがした瞬間にボールの高さを確認できて、(前にポジションを取っていた)遠藤(航)選手を(ボールが)越えると分かった時に動き出していました。上手くミートできて良かったです」
 
 得点シーンをそう振り返ったブラジル人FWは、「どこに走って良いか分かりませんでしたが、とにかく走りたいという気持ちでした」と喜びを爆発させながらベンチへと駆け寄ると、仲間たちと力強い抱擁を交わした。
 
 70分にはエネルギー切れで交代となったが、「自分のリミットまで走り切りました」と胸を張る。そしてチームのために働く献身性の差こそが、勝負を分けた要因だとも話す。
 
「(上海上港には)試合を決められる個の力があると思います。ただ、チームとして働ければ上回れます。それが僕らです。今日はチームとして上手く戦えたと思います」
 
 上海上港にはブラジル代表経験も豊富なオスカールやフッキらがおり、客観的に見て個の力では相手に劣っていた。しかし、浦和はその差をチームとして戦うことで挽回した。そんな戦い方をR・シルバも力強く支えた。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

【ACL 浦和1-0上海 PHOTO】R・シルバの決勝ヘッドで浦和が10年ぶりのACL決勝進出