無失点勝利に貢献した槙野。試合後にはキャプテンの阿部とハイタッチした。(C)SOCCER DIGEST

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[ACL準決勝・第2戦]浦和 1-0 上海上港/10月18日/埼スタ

 ACL準決勝・第2戦で上海上港を1-0(トータルスコア2-1)で下した浦和が10年ぶりの決勝進出を決めた。相手の強力攻撃陣を迎え撃った一戦で、チームメイトと“フッキ封じ”という難しいタスクをこなしたのが槙野智章だ。
 
 第1戦と同様に左サイドバックで先発した槙野は、右ウイングに入った元東京Vのフッキとマッチアップ。激しいチャージで相手のキーマンから自由を奪い、無失点勝利に貢献した。
 
「グループリーグや(準決勝)ファーストレグで対戦して、アプローチの仕方などを研究しました。ファーストレグの時は食い付きすぎて入れ替わられることもありましたし、実際に彼にゴールを奪われました。ただ、それが参考になりました」
 
 42分には激しいタックルでイエローカードを提示されるも、憶することはなかったという。
 
「回りは『ファウルに気を付けろ』、『遅らせろ』と言っていましたが、一歩引いてしまうと彼を止められなかったので、もっと寄せに行こうと思っていました。90分楽しくワクワクしながらプレーできました」
 
 もっとも1点を返されれば延長戦に突入する展開で「あんなに時計を見たのは久しぶりだった」と、ひりついた空気感も感じていたようだ。
 
 ちなみに、この日は今年の7月末に解任されたペトロヴィッチ元監督の誕生日。恩師に向けては「長く一緒にやってきた監督だったので、目の前でおめでとうと言いたかったですが、少なからずこの良い結果はミシャに届いていると思います。今は堀監督の下で戦っていますが、このチームはミシャが作ってきた部分もあります。60歳おめでとうと言いたいです」とメッセージを送った。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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