埼スタで妙技を披露したオスカールだったが、チームを決勝へは導けず。試合後は浦和の“一体感”を称えた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[ACL準決勝 第2戦]浦和 1-0 上海上港/10月18日/埼玉

 中国スーパーリーグの強豪・上海上港の野望はついえた。水曜日に行なわれた、アジアチャンピオンズ・リーグ(ACL)準決勝第2レグ。浦和レッズを相手にチャンスを掴みながらも得点を奪えず、2戦合計1-2で敗れ去ったのだ。
 
 随所で高度な技巧を披露し、さすがは元セレソンと埼玉スタジアムのファンを唸らせたのがオスカールだ。試合後、ブラジルが誇る至宝は地元メディアの取材に応え、対戦相手である浦和レッズの戦いぶりを称えた。
 
「僕たちもチームの状態は決して悪くなかったし、とくに後半はいいリズムで攻めれたと思う。なんとか1点を取りたかったんだけど、難しいゲームになってしまったね。やはり、第1レグでの浦和の1点が大きかったように思う。あのアウェーゴールが……。今日はホームスタジアムで大きなサポートを受け、彼らは自信に満ち溢れたプレーを見せていた」
 
 今年1月、6000万ユーロ(約77億円)の移籍金でチェルシーから上海上港に活躍の場を移し、現在の報酬はチーム一の週給48万ユーロ(約6100万円)とも言われる。特大の期待を背負うプレーメーカーは、「クラブ史上初のタイトル奪取が僕たちの至上命題だ」と語り、「ACLの優勝は果たせなかったけど、まだリーグ戦やカップ戦は可能性がある。そっちへ気持ちを切り替えるよ」と前を向いた。
 
 そして、アル・ヒラル(サウジアラビア)との決勝を戦うレッズに対しては、こんなエールを贈った。
 
「彼らなら(決勝でも)行けるんじゃないかな。選手全員が一体となって戦えるチームだと思うからね。幸運を祈るよ」

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