強力攻撃陣を完封した浦和レッズ守備陣

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[10.18 ACL準決勝第2戦 浦和1-0上海上港 埼玉]

 相手には強力なアタッカーがそろっていた。しかし、浦和レッズGK西川周作は大一番でチームを完封勝利へ、そして10年ぶりのACL決勝へと導いた。

 9月27日にアウェーで行われた第1戦を1-1で引き分けていた浦和にとって、第2戦は勝利もしくは0-0(1-1の場合は延長戦)が決勝へと駒を進める条件だった。無失点に抑えれば決勝進出は確定するため、西川も「無失点で終えれば勝ち上がれるとシンプルに考えていた」。

 前半12分にFWラファエル・シルバの得点で先制したものの、特に後半はFWフッキ、MFオスカルらを擁する上海上港に押し込まれる時間帯が続き、フィニッシュまで持ち込まれる場面もあった。しかし、「そんなに危ないシーンを作られることはなかった」と振り返ったように決定機はほぼなかった。

「今日は強力な相手攻撃陣に対して、自分たちがどこまで守れるかをチャレンジしたかった」と守備に重心を置き、体を張った粘り強い対応で簡単にはPA内への進入を許さず。たとえ、シュートを打たれようとも誰かが距離を詰めてコースを制限していた。

「フッキ選手を含めて、相手に対して皆が厳しく行けていたと思う。ボールは持たれていたけど、怖さは皆が消してくれていた」

 最後まで戦う姿勢を貫いたチームは1-0の完封勝利を収め、決勝へと駒を進めることになった。チームとしては10年ぶり、日本勢としては08年のG大阪以来、9年ぶりに決勝の舞台に立つ守護神は「日本を代表して責任を持って戦いたい」と胸を張った。

(取材・文 折戸岳彦)


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