18日、米北東部、メリーランド州のソールズベリー大で進められていた慰安婦を象徴する「平和の少女像」の設置計画が頓挫していることについて、訪米中の韓国人元慰安婦が怒りの声を上げた。資料写真。

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2017年10月18日、米北東部、メリーランド州のソールズベリー大で進められていた慰安婦を象徴する「平和の少女像」の設置計画が頓挫していることについて、訪米中の韓国人元慰安婦が怒りの声を上げた。韓国・ハンギョレ新聞などが伝えた。

慰安婦問題を広めるため訪米した元慰安婦の吉元玉(キル・ウォノク)さんは17日(現地時間)、バージニア州のワシントン韓人連合会で会見を開き、「歴史というものは自分たちが消したくても消えるものではない。真実は必ず明らかになる」と訴えた。

問題の像は、昨年末にワシントンD.C.で除幕され、ソールズベリー大構内に今月19日に設置される計画だった。しかし先月末、設置を進める「ワシントン平和の少女像建立推進委」に対し、大学側から突然計画の無期限延期が通告されたという。推進委は、この背景に日本側からの圧力があったものとみており、今後も設置活動を推進する方針を明らかにしている。

吉さんはこうした動きを受け今回の会見を行い、「いつも心の中で日本を好ましくなく思ってきたが、こうして韓国が何かしようとすると妨害してくるから憎い」と日本を批判、「人は皆過ちを犯すものだが、それを言ってくれるのが歳月だ。歳月が流れれば真実が明らかになり、うそがなくなるのが恐らく世の中というものだろう」と述べ、ソールズベリー大に像が設置された暁には「必ず会いに来る。設置される場所すべてに行かなければ」と、強い意志を見せた。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからも改めて日本を批判する声が多数上がっており、「日本は謝罪したといっても、その後の行動がめちゃめちゃなんだよね」「ドイツのように、戦争に対し反省する姿勢を見せてほしい」「謝罪や賠償の前に、過去を恥じる態度だけでも見せてくれればいいのに」といったコメントが多くの共感票を得ている。

また一方で、「外交部がきちんと仕事をすべき」「もう日本とは合意しちゃってるからねえ」「ふざけた外交をした代償だ」などと、韓国の外交に問題の根があるとする意見も寄せられた。(翻訳・編集/吉金)