マダガスカルの首都アンタナナリボの市場で消毒薬をまく市職員(2017年10月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インド洋(Indian Ocean)の島国マダガスカルで、伝染性の高い感染症であるペストによる死者数が過去2か月で74人に上ったことが、同国の保健省が17日に発表した声明で明らかとなった。

 声明によると、貧困にあえぐマダガスカルでは8月以降、ペストの感染が疑われる患者が805人報告されているという。

 マダガスカルは1980年以降、特に9月から翌年の4月にかけてほぼ毎年のようにペストの流行に見舞われている。森林火災から逃れたネズミが流行の原因となる場合が多いという。

 世界保健機関(WHO)によると、今年の流行は異例で、首都アンタナナリボ(Antananarivo)を中心に都市部へ影響が及んでいるおり、伝染の危険性が増大しているという。

 マダガスカル政府は冷静な対応を呼び掛けているが、市民の間ではパニックが広がっている。
【翻訳編集】AFPBB News