勝手丼作りの第一歩はご飯の調達

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北海道東部の釧路(くしろ)市にある和商市場(わしょういちば)は、自分好みの海鮮丼を作る「勝手丼(かってどん)」が名物! 旬の魚や、好みの貝類など、自分が食べたい海鮮丼を作れちゃうんです。今回は、そんな和商市場で「勝手丼」を作ってきました。

このご飯の上に何を乗せようか? わくわくします

■ まずはご飯を買おう!

勝手丼のベースとなるご飯。和商市場内には、勝手丼用のご飯を提供しているお店があります。ごはんの価格は小(150円)、中(200円)、大(300円)ほど。ご飯の上に乗せたい海鮮のボリュームに合わせて選んでも良さそうです。

■ 好きなお刺身を買おう!

和商市場内には勝手丼用にお刺身を売っているお店があります。いろいろなお店を回って、自分好みの勝手丼を作りましょう。今回は3店舗で勝手丼を作ってみました!

まずは、ぜいたくに「カニ・ハッカク・にしん・ホッケ・タラ・時しらず・くじらの尾」の7種類。どれも旬の食材です。各店舗のショーケースに並べられた刺身の中から、自分が食べたいものを言うと、店員さんが盛り付けをおこなってくれます。

今回乗せたハッカクは、北海道ならではの食材。別名トビクレといって、魚体が8角形に見えることからハッカクと名付けられました。

完成した勝手丼がこちら。カニの甲羅が乗るとぜいたくに見えますよね! ホッケを刺身で食べられるのも、産地ならではでしょう。これで総額は2360円! これだけぜいたくに、文字通り勝手に盛った海鮮丼ということを考えればお安いのではないでしょうか?

次のお店では「ボタンエビ・いくら・活たこ(頭)・うに・めぬき(アコウダイ)・ハッカク・イワシ」をチョイス。こちらでもハッカクがおすすめということで、盛っていただきました。注目はイワシ。夏が旬のイワシは、今なら刺身でも食べられるそうです。

完成した勝手丼は、頭つきのボタンエビが丼から大きくはみ出していて、豪華な感じがしますよね! なにより中央に置かれたうににも目が行きます。このうには塩水うにで、型崩れ防止に使用するミョウバンを使用せず、海水と同じ濃度の塩水を使っています。そうすることで、獲れたてと同じうに本来の甘さを味わうことができるんですって。この贅沢な勝手丼は、2180円。新鮮、巨大なネタばかりなので、なんだか得した気分になります。

続いては、「大トロ・まぐろの中落ち・紅鮭・ホッキ貝・ししゃも・時しらずの子(いくら)・たんたかカレイ(松川カレイ)・シメサバ・北海シマエビ」を選びました。基本的には釧路で獲れたものを選んでみました。マグロは函館産です。注目はししゃもの刺身! 残念ながら旬は秋のため、真空パックをした冷凍物とのことですが、北海道でもなかなか食べられない「ししゃもの刺身」は、絶対食べておきたいですよね。

完成した勝手丼はこちら。中央に3枚並んで見える白身の魚がししゃもの刺身です。お値段は2360円。これまでの勝手丼よりも品数が多いですよね。お店によってネタの大きさや価格は様々なので、じっくり見て回りたいです。この中でひときわ目立つのは「北海しまえび」でしょう。正式名称は「北海えび」ですが、体のしま模様から、名前にしまを足され、「北海しまえび」と釧路では呼ばれているそうです。この北海しまえびを塩ゆでしたものが、丼中央下のえびなのです。塩ゆでしているので、えびらしい風味とともに、ほのかに塩味が感じられます。

■ 勝手丼をちょっと豪華にする裏技

勝手丼を作るには、何も勝手丼専門店じゃなくても構わないのです! 最後に、勝手丼専門店じゃないけど、美味しかった、勝手丼を少し豪華にするプラスワンの方法をご紹介します。

和商市場には様々なお店が立ち並び、勝手丼と歌っているお店のほうが少ないほど。魚卵などを量り売りしているお店もたくさんあります。今回はそんな魚卵の量り売りを行っているお店で「ます子(ますの卵)」(190円)を乗せてもらいました。

いくら(鮭の卵)よりも、粒が小さく、プチプチ感が少し控えめなのがます子の特徴。醤油ベースで、このお店ならではの味付けがされたます子は絶品なんですよ!

完成した勝手丼にます子を乗っけてもらいました。満足していた勝手丼も、これで本当に人と少し違う、自分が食べたい勝手丼になった気がしてきます!

あまりこのようにいろいろなお店を回って、食べたいものを乗せるという人は多くないようです。しかし、お店の方にお話を伺うと、「こうやって食べるのが一番だよ」と教えてくれました。釧路の勝手丼攻略は、自分の足で探す追加食材にあります!

和商市場 ■住所:釧路市黒金町13丁目25 ■店舗によって異なる ■時間:4月〜12月 月〜土 8:00〜18:00(日曜〜16:00※12月の日曜は〜18:00)1月〜3月 月〜土 8:00〜17:00(詳しくは各店に問合せを) ■休み:1〜3月の日曜

【北海道ウォーカー編集部】