「ザ・ビートルズ」のメンバーだった故ジョージ・ハリスンが、1968年にフェンダーに特注をかけたことで誕生したという、ボディとネック全体がローズウッド(紫檀)で作られたオールローズ・テレキャスター。それを現代のフェンダーが全世界限定1000本のシグネイチャーモデル『George Harrison Rosewood Telecaster』として復活させた。50年近くの年月を越え、2017年10月18日に出荷開始となる。

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映画「レット・イット・ビー」では全編にわたって登場し、ジョージ・ハリスンの使用ギターとして印象深いこのテレキャスター。実質的にザ・ビートルズとして最後のライブとなった「ルーフトップ・コンサート」での使用機材ということもあって、喉から手が出るほど欲しいファンは多いことだろう。



外観からはわかりにくいが、ボディは軽量化と鳴りの向上をはかるため、空洞部が設けられた構造とのこと。見た目にも珍しいフル・ローズウッド製のネックには、さらに9.5インチ・ラディウスのローズウッド指板がラミネートされ、贅沢極まる仕様となっている。



ヘッドに貼られたフェンダー・ロゴのデカール周囲にある透明部分が目立つのもまた、オール・ローズウッド・モデルならではの味わい深さだ。

ただでさえ魅力的なモデルであるばかりか、2017年現在では材質のローズウッド自体がワシントン条約で国際間取引制限がかかる希少なものとなった経緯があり、今後ますます価値の高い一本となることは間違いない。

フェンダーによれば希望小売価格は35万円(税別)。この仕様でこの価格となると、思わず虎の子の貯金に手をつけてしまうギタリストやビートルズ・ファンの姿がまるで自分のことのように目に浮かぶ。

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text渡辺 "d." 大輔(編集部)