デザインコンセプト「憧れの街」〜人と街をつなぐ 光のゲートアベニュー

銀座駅は、2015年1月から6月にかけて実施した銀座駅デザインコンペ入賞作品のアイデアなどを活かしコンセプトを設定、地域とも連携し、地下にいても地上を感じることができる「銀座のまちの地下1階」をテーマに、銀座の“伝統”と“先端”の機能が融合したデザインで、世界中から訪れる人々の心が躍るような駅に生まれ変わります。2017年11月からリニューアル工事に着工し、2020年度に完成の予定です。

トップ画像は、銀座線・銀座4丁目交差点改札口。

コンコース・改札口

 

既存の施設配置や天井内設備のルートを徹底的に見直し、駅全体の見通しを最大限確保します。天井も可能な限り高くすることで、閉塞感を解消し、明るく広がりのある快適な駅空間を実現します。3つの路線それぞれの改札口は、出入口またはホームから導かれるラインカラーの光で、直感的に認識しやすくして、初めて銀座駅を利用する方にもわかりやすく、快適な移動を提供します。

出入り口

2015年6月に決定した銀座駅デザインコンペ最優秀賞のアイデアを具現化。門型の構えにより駅出入口としての存在感と視認性を高めながらも、街になじむ素材、そして光による演出で街と駅をつなぎます。各出入口のラインカラーに合わせ、レモンイエロー(銀座線)、シルバーホワイト(日比谷線)、チェリーレッド(丸ノ内線)の光のグラデーションが溢れ、光の衣を羽織ったような演出に「粋」を感じていただけます。

ホーム

銀座に来た人を最初に出迎え、見送るホームは、格式ある銀座の街に相応しい、上品で落ち着きある空間に仕上げます。銀座線のホーム側壁には、一面に古き良き銀座の街並みのイメージを描きます。電車を待ちながら移ろいゆく銀座の歴史を感じていただくことで、銀座に訪れる多様な人々と街を、世代・国・地域を越えてつなぐ役割を果たします。印象的な光柱は出入口上家と連動し、路線ごとにラインカラーの色・頭文字のパターンで天井から垂れる「銀座の柳」をイメージした光のグラデーションを施します。空間と人々を明るく美しく照らすとともに、一目で路線がわかるサインとして機能します。

日比谷線コンコース(晴海通り下)

日比谷線コンコースは、乗換えのお客様や駅と地下で接続するデパートに向かうお客様など、便利な通路としていつも多くの方々で賑わう、銀座駅のメインストリートといえる空間です。今回のリニューアルでは、見通しが良くわかりやすい空間構成へと見直すことで、便利な通路をより快適に、そして銀座の街をイメージした上品で落ち着きある装いに一新し、「銀座の街」を訪れる方にとって想い出の一場面となるような、銀座駅のメインストリートに相応しい環境をつくります。

子供の頃、「ハレ」の場所銀座には、いつも地下鉄で行きました。ちょっと古びた地下駅とデパートの眩しさのコントラストに、不思議な風情を感じたものでした。が、流石に古色蒼然というイメージも拭えません。デザイン画の様に瑞々しい銀座駅に生まれ変わることで、訪れる子供たちの心に、新しく綺麗な「ハレ」の場所として記憶されることになりますね。