(写真提供=SPORTS KOREA)

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K-POPボーイズグループ「防弾少年団(以下BTS)」が、初のミリオンセラーを達成した。

韓国の公認音楽チャート「GAONチャート」が10月13日に発表した9月のアルバムランキングによると、9月18日にリリースされたBTSのミニアルバム『LOVE YOURSELF 承‘Her’』が約2週間で120万3533枚の売上を記録したという。

これは、GAONチャート史上最高記録で、単一アルバムの月間売上としては2001年に144万1209枚を記録した「god」以降、16年ぶりの大記録となった。

同アルバムは先行予約だけで112万枚を突破し、発売から1週間で76万9263枚を売り上げたことで、早くからミリオンセラーを予感させていた。加えて米・ビルボードの「ビルボード200」では初登場で7位にランクイン。

リード曲の『DNA』は、ビルボード「HOT 100」で最高67位にランクインするなど、韓国のみならず世界でも絶好調を見せている。アルバムの売り上げは今後も伸びる見通しだ。

音楽メディアの主流がCDからデジタル音源へと変わり、ミリオンセラーという言葉もあまり聞かなくなった今日この頃だが、それでも多くの熱狂ファンを持つアイドルグループがミリオンセラーを記録することがある。最近で言えば前述のBTSと、EXOが代表的だろう。

BTSのライバルとも言われる「EXO(=エクソ)」は2012年のデビュー以降、合計4回の“クワッドラッフ・ミリオンセラー”を記録した。今まで出した4枚のフルアルバムがすべてミリオンセラーとなったのだ。

これはK-POPの歴史に残る素晴らしい記録である。ただ、今回BTSが達成したミリオンセラーとEXOのミリオンセラーとでは、集計システムに相違点があるのも事実だ。

デビュー年度やアルバム数などが違うBTSとEXOを単純比較はできないが、二つのグループのアルバム売り上げ(韓国の場合)を見てみよう。

発売から7カ月後にミリオンセラーとなったEXOの1stアルバム『XOXO』は、韓国語と中国語の二つのバージョンがある。その上、通常盤に新曲を2〜3曲追加したリパッケージ盤の韓国語・中国語バージョンも存在。つまり、ひとつのアルバムに対して全4種類のバージョンがあり、それらの売り上げを合わせた結果、ミリオンセラーを達成したのだ。

2015年に発売されたEXOの2ndアルバム『EXODUS』もまた、韓国語・中国語バージョンとリパッケージアルバムを合わせてミリオンセラーを記録している。ただ、1stアルバムが7カ月ぶりに100万枚を突破したことに対し、2ndアルバムは2カ月でミリオンセラーになったことが印象的なところだ。

2016年6月にリリースされた3thアルバム『EX’ACT』は、2カ月で79万6085枚の売り上げを記録、8月リリースされたリパッケージ盤の初日売り上げ37万4280枚と合わせてトリプル・ミリオンセラーを達成した。

4thアルバム『THE WAR』は、発売から24日というEXO史上最短期間でミリオンセラーとなっている。特筆すべきは、『THE WAR』に限ってはリパッケージ盤を含まずにミリオンを達成したことだ。

このようにデビュー早々人気に火がついたEXOに比べ、BTSは徐々に人気を広げていったグループである。2014年にリリースしたBTSの1stアルバム『Danger』は10万枚の売り上げを記録。2015年のミニアルバム『花様年華pt.1』は20万枚、『花様年華pt.2』は27万枚と、一般的なアイドルグループの売り上げを見せた。

ただ、本格的に人気が加熱し始めるきっかけとなった2ndアルバム『WINGS』は、累計71万4614枚の売り上げを記録、「ビルボード200」では最高26位にランクインされる快挙を成し遂げた。

『WINGS』のリパッケージ盤である『YOU NEVER WALK ALONE』も累計72万9295枚を売り上げ、事実上ミリオンセラーと言っても過言ではない。今回のミニアルバムが120万枚に及ぶ売り上げを記録したのは、こうやって着実に人気を増やした結果のようだ。

今回のBTSの単一アルバム売上最高記録は、次回のEXOのアルバム売上に少なからず影響を与えることだろう。ファンが心待ちにしているBTSの3thアルバムも、ミリオンセラーになる可能性が高い。

いよいよ本格的な“ミリオン戦争”に突入したBTSとEXO。これからもK-POP界最大のライバルたちから、目が離せない。

(参考記事:EXOと防弾少年団。その比較データや対抗心まで飛び出す “K-POPライバル関係”の行方

(文=S-KOREA編集部)