今村未来と大賞作品(中央2人)

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 「2017 Tokyo 新人デザイナーファッション大賞」のアマチュア部門最終審査結果発表ショーとプロ部門のジョイントショーが10月18日の今日、渋谷ヒカリエで開催された。アマチュア部門では文化ファッション大学院大学の今村未来が大賞を受賞。プロ部門からは「ワイオーエヌ(Y.O.N.)」など5ブランドがショーを行ない、「キディル(KIDILL)」が東京都知事賞を受賞した。
 「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」は、1984年にオンワード樫山が創設した新人デザイナーを発掘するファッションコンテスト。今回のアマチュア部門では7,776点の応募があり、その中から25人が最終審査にノミネートされた。大賞の今村未来の作品は「LiGHTPiA」をテーマに製作。オリジナル素材のミニドレスとトレンチコートをベースに、ボリュームのあるチュールのバランスが目を引いた。審査員長を務めたデザイナーの田山篤郎は、大賞作品について「大げさな表現をせずとも、クリエーションに溢れたリアルクローズを表現したこと」が際立っていたと評価した。なお、優秀賞は中部ファッション専門学校の伊藤里緒が選ばれた。
 プロ部門のショーでは、今年選出された10ブランドから「キディル」「カピエ(KÄÄPIÖ)」「ステア(STAIR)」「ファブリック バイ カズイ(PHABLIC × KAZUI)」「ワイオーエヌ」の5ブランドがそれぞれコレクションを発表。選ばれたデザイナーは最長3年間のビジネス支援が与えられる。東京都知事賞を受賞したキディルのデザイナー末安弘明は、その支援を海外に向けたビジネスに活用し「東京に勢いのあるデザイナーがいるということを表していけたら」と展望を語った。