コミュニケーションロボット「Xperia Hello! G1209」

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 ソニーモバイルコミュニケーションズは、センサで感知した人物をカメラで認識して能動的に働きかけるコミュニケーションロボット「Xperia Hello!(エクスペリア ハロー) G1209」を11月18日に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は15万円前後の見込み。

 アカウント登録しているユーザーを感知すると、その日の天気やニュースを本体腹部の画面に自動で表示し自ら読み上げる機能を持つほか、スケジュールを登録していれば交通情報なども通知してくれる。また、外出先から自宅にいる特定の人物へ音声や映像で伝言を残したり、部屋内の様子を頭部のカメラで確認したりできる。最大10人まで顔の登録が可能で、追加で10人を友達として連絡先の登録ができる。

 コンセプトは「家族の一員」として日々の暮らしを能動的にアシストすること。より身近に感じられるよう、「ソニーエージェントテクノロジー」の対話機能と、本体の動き、本体上部に設けた目の役割を果たすランプで作る表情で、「うれしい」「すねる」などの感情を表現する。「ハイ エクスペリア」でユーザーから話しかけられるほか、液晶パネルはタッチ操作に対応する。本体頭部を押し込むとリセット。

 OSはAndroidで、連絡機能にはスマートフォンのアプリ「LINE」や「Skype」を使用。「Xperia Hello!」に預けた伝言は、適切なタイミングで伝えるべき相手を認識して知らせる。さらに、家族の誕生日や記念日を登録することで、当日に通知する機能もある。

 最後に登録者を確認した時刻の記録や、周囲360°を撮影してユーザーのLINEに送信するなど、外出先から自宅の状況を把握できる見守り機能も備える。このほか、スマートスピーカーのように音声検索機能なども搭載する。

●自ら働きかけるためにセンサに注力、静かな動きで日常に溶け込む



 自ら働きかけることに主眼をおいているため、人の接近を事前に感知するためのセンサには力を入れている。本体下部には人感センサを4つ、マイクを7つ搭載し、半径約3メートル以内の人の接近を検知。登録した家族の顔を本体上部のカメラで認識することができる。

 本体は頭部、上部、下部の3か所が稼働部で、下部は340°まで振れる。従来のロボットが抱えていたモーター音の大きさを抑え、周囲にうるさいと感じさせないように配慮している。

 本体の背面にはUSB端子や、NFC、センサには温度センサや気圧計などを組み込んでいるため、今後の機能拡張も十分に見込めそうだ。