制裁で経済的に追い詰められている北朝鮮が、海外からの観光客で外貨を稼ごうと、競馬、マラソン、サイクリング、スキー、サーフィンなどさまざまなイベントを企画している。ヨーロッパなどから「怖いもの見たさ」の観光客も結構いるそうだ。

オランダ、ノルウェー、アイルランドなどから約40人が参加した「北朝鮮10日間の旅」は、ホテル、食事すべて込みで1人約20万円。参加者が撮影した映像には、歌い踊るショーを見ながら、朝鮮料理をずらり並べた食事、深い峡谷の展望台からの眺め、バスの中ではガイドに合わせて「白頭山」の合唱、学校見学、海水浴、ビーチバレーなどが写っていた。9日(2017年10月)の建国記念日には、広場で民衆と踊っていた。

以前は外国人はダメだった釣り大会にも参加できた。禁止されていた競馬も解禁。毎日新聞の鈴木琢磨記者によると、もともとあった乗馬クラブを発展させたものだという。「金正日(総書記)さん肝いりの乗馬クラブだったので、驚きました」

マラソンやサイクリングツアーも用意

東京の旅行会社によると、旅行社側の要望もかなり通るようになっていて、アメリカの旅行会社のプランで、マラソン、サイクリング、スキー・スノボー、サーフィンのツアーまでがあるという。

北朝鮮の元高官で、金正恩委員長らの資金を管理していた李正浩氏は「北朝鮮が1年もつか2年もつかわからない。多くの人が死んでいくでしょう。いまの制裁は過去の制裁とはレベルが全く違う」と語った。

司会の国分太一「それで観光客?」

鈴木記者「少しでも外貨が欲しいということで、号令かけてますね。日本からも行ってます。アメリカはダメでしょうが」

国分「北朝鮮でサーフィンなんて、サメより怖い」