「子供のころ、父に負けると悔しかった。でも、これで父よりだいぶ上に行きましたね」と、茶目っ気たっぷりな表情を見せた藤澤五月(26)。

 彼女がスキップを務めるLS北見は、中部電力との代表決定戦を制し、初の五輪出場権を獲得した。自身もカーリングで五輪を目指してきた父・充昌さんが、愛娘の快挙に目を細める。

「完全に上に行かれました。娘の言うとおり(笑)。最近は、試合が近くても趣味のアロマテラピーの試験を受けたり、ゴルフの打ちっ放しに通ったり。心に余裕ができたと感じていました」

 大会中、父はある変化を目撃した。

「『もっと盛り上がって!』と、観客に両手を振り上げるなんて過去になかった。キャラが変わったのかなと思うくらい意外でした。

 帰宅したら五月がいて、『おめでとう』と声をかけたら、『やったー、勝ったよ!』と、がっちりと握手しました。

 その後は、遠征のための書類を大量に揃えるため、一生懸命パソコンに向かってましたね」

 実力的には世界で4、5番手くらいというが、藤澤は堂々のメダル宣言。

「五輪出場国にそんなに差はない。世界一の準備をしたい」
(週刊FLASH 2017年10月3日号)