ビョーク、デンマーク人監督による性的嫌がらせの具体的内容を明かす

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 米大物映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの長年に渡る性的嫌がらせが明るみに出る中、セクハラや性的暴行を受けたことがある世界中の女性たちがハッシュタグ「#MeToo」をつけてTwitterで声を上げている。

 2017年10月15日にデンマーク人映画監督による性的嫌がらせを告発したビョークが、「#MeTooの精神で、私も世界中の女性たちに手を貸したいと思う」と前置きし、自身が受けた嫌がらせの具体的な内容を新たに公開した。彼女が指している監督が『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラース・フォン・トリアーであることは疑いようもなく、「こんなことを公にするのは非常に難しい。加害者にすぐにバカにされるから特に」と書いていることから、監督本人と映画プロデューサーのPeter Aalbaek Jensenがメディアを通じて彼女の告発を否定したことへの反発とみられる。

 「これらはセクシャル・ハラスメントにカウントされると思う」とビョークが公開した内容は以下の通りだ。彼女は最後に「希望。この呪縛から解放されよう」と女性たちに呼びかけている。

1. 各テイクの後にいちいち監督が駆け寄り、スタッフの前または二人きりで私に長く抱きつき、私の同意なく、時には何分間も、撫で回した。

2. これが2か月続いた後、私が触るのをやめてくれと言うと、彼は激昂しセットにいる皆の前で椅子を破壊した。まるで自分の女優たちを触ることが許される者であるかのように。そして私たちは皆帰宅させられた。

3. 映画の撮影期間中ずっと、彼は生々しい描写で気まずく身のすくむようで不快な性的な提案を繰り返し私にささやいた。時々彼の妻が私たちの側に立っていた。

4. スウェーデンで撮影している時、彼は明らかに性的な意図を持って真夜中に自分の部屋のバルコニーから私の部屋へ乗り越えて来ると脅した。自分の妻が隣の部屋にいるのに。私は友人の部屋へ逃れた。この一件でようやく事の重大さに気付かされ、譲歩するのをやめた。

5. 彼のプロデューサーに私が気難しいという嘘の話をメディアに流された。これはワインスタインのやり方やいじめと見事に一致する。私はシャツを食べたことなどない。そんなことがそもそも可能なのかすら分からない。

6. 私はセクハラに従わず、同意もしなかった。するとそれが私が気難しいからだというイメージにされた。あのように扱われることを拒否するのが気難しいのなら、それでいい。


◎ビョークによる投稿
https://www.facebook.com/bjork/posts/10155782628166460