加藤和樹、最新作『SPICY BOX』に詰め込んだ“表現者”としての想い

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 最新ミニ・アルバム『SPICY BOX』が本日18日にリリースされ、現在アーティスト/俳優/声優とマルチに活躍する加藤和樹の最新インタビューから、新作への想いを探った。

 「加藤和樹は何者? ってよく聞かれるんですよね」

 その言葉にどこか納得する。なぜなら加藤和樹は、現在アーティスト/俳優/声優と、表現者として複数の顔を持っているからだ。この3役のクオリティを維持するのは並大抵のことではないのだが、「自分が選んだ道なので、大変だと感じたことはありません。全ての事に毎回全力を注いでいます。逆に今どれかが欠けたら不安に感じると思いますね」と話す。加藤からしてみれば、この全ての自分と向き合うことで、それぞれから刺激を受け、“加藤和樹”という一人の表現者としてバランスを保っているのかもしれない。

 それは新作ミニ・アルバム『SPICY BOX』からも感じ取ることが出来る。今作にも本人が手掛けた楽曲が収録されているが、「I'll be there」は、ミュージカル『フランケンシュタイン』、そして本作唯一のバラード曲である「to you」は、現在東京・帝国劇場で上演中の自身が出演するミュージカル『レディ・ベス』よりインスピレーションを受け誕生した楽曲だという。「役の気持ちが自分の中から自然と言葉になってきて、それが歌詞になっていました」。この言葉からも、俳優とアーティストがリンクすることで、初めて生まれた作品だと言えるだろう。

 また、もう一つの表現者“声優”として加藤は、アイドルプロジェクト“B-PROJECT”のグループTHRIVEで、 “愛染健十”というもう1人のアーティストの顔を持っている。加藤にとって“愛染健十”というのはどのような存在なのだろうか。「お互いアーティストとして高め合うというか……、不思議な感覚なんですけど、(アーティストとして)負けたくないんですよ(笑)」と答える笑顔から、別のアーティストを演じることが彼の活動に大きな影響を与えていることが伝わってきた。

 これらの顔が一つとなって“加藤和樹”という表現者が存在する中で、今回のアルバムでも、今の加藤を代弁するかのような「con・fu・sion〜心の叫び〜」や、リード曲の「Myself」といった“自分自身に向かって言い聞かせるように歌う”楽曲があるのも今作の大きな特徴なのかもしれない。

 ギターサウンド全開で、“原点回帰”となった『SPICY BOX』は、加藤が「自分が出せる最大限のものを詰め込んだ」と語るように、文字通り“加藤和樹”の色々なスパイスが聴く人に刺激を与える。今回ライブをイメージして曲作りが出来たと話す加藤も、「どの曲がみんな好きか気になります(笑)」とファンの直接の声が聞こえるイベントや、ライブが待ち遠しいようだ。
 
 そんな加藤は最後に、「2018年にライブをやります!」と宣言。楽曲の行き先を“ライブ”に定める彼が、“原点回帰”の今作を携えどのようなパフォーマンスを魅せるのか。「楽しみにしていて下さい!」と話すアーティストとしての彼の背中には、俳優そして声優の“加藤和樹”が優しく後押ししているように見えた。


◎リリース情報 
アルバム『SPICY BOX』
2017/10/18 RELEASE
<初回限定盤(CDA+DVD)>TECI-1558/3,000円(tax in.)
<通常盤(CDA)>TECI-1559/2,000円(tax in.)
【CD(初回限定盤・通常盤)】
1. con・fu・sion〜心の叫び〜
2. Myself
3. Heart Beat
4. 君はFragile
5. I'll be there
6. to you
【DVD(初回限定盤)】
リードトラック「Myself」 Music Video・メイキング映像 収録予定

◎イベント情報
【加藤和樹 「SPICY BOX」発売記念スペシャルイベント】
10月19日(木)HMVららぽーと豊洲 17:00〜
10月19日(木)アニメイト新宿B2F animate hall SHINJUKU開場19:00〜/スタート19:30〜
10月24日(火)SHIBUYA TSUTAYA 2階特設会場 集合19:15 /スタート19:30〜
10月26日(木)タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIO 入場整列19:00〜/開演19:30〜
10月27日(金)TOWER RECORDS新宿店 7F イベントスペース19:00〜

◎公演情報
ミュージカル『レディ・ベス』
2017年10月8日〜11月18日 東京・帝国劇場
2017年11月28日〜12月10日 梅田芸術劇場メインホール