シクラメン、自身最大ツアーで東京にカムバック&“元旦”公演を発表

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 シクラメンが10月14日、自身最大規模を誇る全国ツアーのセミ・ファイナルを、東京・渋谷クラブクアトロにて開催した。

 先日の岩手・盛岡公演では、エステーの除湿剤『ドライペット』の新CMに自身が出演すること、そのCMソングを担当することを発表したシクラメン。その後、トラックメーカーの電球がCMと同じカッパ姿で登場してライブを行うなど、大盛り上がりとなった盛岡公演含む、31公演をここまでに完遂しており、自身最大規模となる本ツアーの日程は、セミ・ファイナルの東京・渋谷公演、そしてファイナルの沖縄公演を残すのみとなった。

 電球が一足早くステージに現れ、ガンガンにEDMを鳴らして観客を煽る中、DEppa、肉だんご、桃紅茶の3MCが前のめり気味にステージ・オン。開口一番「渋谷、いくぞー!」と放ち、ライブを「エンドレスサマー」でスタートさせる。気温の低下が秋を感じさせる近頃、爽やかなサマー・チューンでの幕開けが一見季節外れにも思われるかもしれないが、6月10日の東京・新宿BLAZEからツアーをスタートさせたシクラメンは、夏の経過と足並みを揃えながら全国を行脚してきたのだ。つまり、メンバーにとってはこのツアーが終わるまでが2017年の夏で、それは会場に集まったファン=シクラ族にとっても同じことだったようだ。若者グループから親子連れまでが入り混じるフロアは瞬く間に沸騰し、会場を熱気で満たした。

 メンバーは勢いそのままに「ボルケーノ」「ブチコメ!!」「JUMPMAN」とアッパーな楽曲を畳みかける。DEppaの「あっち―…」という言葉に「あつーい」と賛同の声を返すシクラ族。フロアはほとんどサウナのような状態になっていた。「今まで生きてきた中で一番暑くて、一番濃厚で、一番感動的で、一番幸せな夏を過ごすことができてます!」というコメントからは、彼らがとても充実したツアー生活を送ってきたことが窺える。そんなツアーのセミ・ファイナルなのだ。灼熱の一夜になることは明白だった。

 メンバーの息の合った寸劇からなだれ込んだ「Only愛」は前半のハイライトだった。イントロの大シングアロングに始まり、振付を完璧にこなす観客。メンバーが「もっと!」「いくぞー!」と煽れば、会場の一体感は右肩上がりに増していく。続けて、シクラ族への感謝を伝える「とおくとおく」でも観客の歌声が止まることはなかった。

 後半も「ハートビート」「エール」といった楽曲で会場を盛り上げつつ、随所でシクラ族への感謝の言葉を投げかけるメンバー。結成10周年の節目、自身最大規模のツアーという挑戦が万感の思いを抱かせたのだろう。客席には涙を流すファンも多数見受けられた。「大切な人へ」で本編が締めくくられた後に盛大なアンコールが巻き起こったのは言うまでもない。そして「夏物語」で再開したライブは感動的なミドル・ナンバー「またね」の“またねー!”で終幕…と思いきや、「これで終わりじゃねぇぞぉ!」と、「ららら☆フェスティバル」で最後のひと盛り上がりへ。ラストはアツくポジティヴなお祭り騒ぎでシクラメンらしい締めくくりとなった。

 MCで発表された通り、シクラメンは2018年1月1日にワンマン・ライブを開催する。タイトルはずばり【シクライブ2018元旦 〜謹賀新年大吉歌謡祭♪〜】。会場は東京・マウントレーニアホールだ。早くも新年に向けて仕掛けてきたシクラメン。とはいえ10月28日にはツアー・ファイナルが控えているので、こちらに足を運ぶ方には楽しみにしていてほしい。シクラメンの夏はまだ終わっていない。

Photo by 神戸健太郎

◎セットリスト
01. エンドレスサマー
02. ボルケーノ
03. ブチコメ!!
04. JUMPMAN
05. 毎日頑張る貴方へ
06. 手紙
07. メロディー
08. White Dragon
09. Only愛
10. とおくとおく
11. おめでとう ありがとう
12. ハートビート
13. エール
14. ミュージックドリーマー
15. ありがとう
16. みんなの星→僕の宝物
17. MUSIC
18. 大切な人へ
-En-
19. 夏物語
20. メッセージ
21. またね
21. ららら☆フェスティバル

◎公演情報
【シクラツアー2017夏〜シクラメン史上 最大ツアー!結成10周年スペシャル!〜 めっちゃ感謝し10年(テンネン)!ありが十(トウ)!】
日程:2017年10月14日
場所:東京・渋谷クラブクアトロ

◎公演情報
【シクライブ2018元旦 〜謹賀新年大吉歌謡祭♪〜】
日程:2018年1月1日(月祝)
場所:東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
[一部]そびえ立つ富士の陣(FC限定)
[二部]羽ばたく鷹の陣

※記事初出時、セットリストに誤りがございました。大変失礼いたしました。訂正して、お詫び申し上げます。