フランス・パリのモスクで警戒にあたる警察官ら(2015年1月9日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスの対テロ当局は17日、国内のモスク(イスラム礼拝所)や政府報道官を含む政治家の襲撃を計画していたとみられる17〜25歳の男9人と女1人の計10人の身柄を逮捕した。捜査に近い筋がAFPに明らかにした。

 10人は、極右活動家らに対する捜査でパリ(Paris)圏とフランス南東部で逮捕された。情報筋によると10人は、6月28日に逮捕された極右団体「アクシオン・フランセーズ・プロバンス(Action Francaise Provence)」の元メンバー、ローガン・アレクサンドル・ニザン(Logan Alexandre Nisin)容疑者(21)と関わりがあるとされている。

 別の情報筋は、標的になっていた政治家はクリストフ・カスタネール(Christophe Castaner)報道官と極左政党「左翼党(Left Party)」のジャンリュック・メランション(Jean-Luc Melenchon)氏だとしている。

 10人は「テロリストの不法行為者らと関わりがあった」として逮捕され、移民や複数のモスクを標的にした攻撃を企てていたとみられている。ある情報筋は「計画は最も初期の段階に過ぎなかった」と述べた。

 ニザン容疑者は、フェイスブック(Facebook)で、黒人やイスラム過激派、移民、さらに「人間のくず」を攻撃する計画を投稿し、6月28日にマルセイユ(Marseille)近郊で逮捕されていた。

 同容疑者は、ノルウェーで2011年に起きた爆弾・銃乱射事件で77人を殺害した罪で収監されているアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)受刑者をフェイスブックで賛美し、当局がマークしていた。
【翻訳編集】AFPBB News