15日、台湾紙・蘋果日報電子版は、日本の駅で盲導犬に飼い主が暴行を加える動画がネット上で公開され、ネットユーザーや盲導犬団体から激しい批判の声が出たと報じた。資料写真。

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2017年10月15日、台湾紙・蘋果日報電子版は、日本の駅で盲導犬に飼い主が暴行を加える動画がネット上で公開され、ネットユーザーや盲導犬団体から激しい批判の声が出たと報じた。

記事は、日本人のネットユーザーが今月8日午後8時ごろに、埼玉県にある駅のホームで、視覚障害者がパートナーである盲導犬の頭を蹴るなどの暴行を働いているのを発見、動画を撮影したと紹介。暴行を受けた盲導犬はしょげたように頭を垂れ、尻尾を脚の間に挟みながらも、終始パートナーのそばを離れずに自らの責任を果たしていたという。

動画がネット上で公開されると大きな反響を呼び、日本盲導犬協会などの団体が12日に「本件について厳正に処理する」とのコメントを発表、アイメイト協会は13日に盲導犬を保護した。日本盲導犬協会は「今後この男性には盲導犬を含めたいかなるサービスをも提供しない」としている。暴行を受けて団体に保護された盲導犬については、その後、職員と元気に遊ぶ様子がYouTube上に掲載されたそうだ。

この記事に対して、台湾のネットユーザーは「しっぽが垂れているのは、怖がっている気持ちの表れ」「この盲導犬は自分の犬としての天性や、遊んだり駆け回りたい気持ちを我慢して奉仕しているのに、どうしてこんな仕打ちをするのか」「われわれは常に『弱者は善人』という錯覚を抱いているが、必ずしもそうとは限らない」といったコメントを寄せた。

また、「今後、盲導犬を提供しない」とした盲導犬協会の措置について「素晴らしい判断だ」と評価する声も。さらに「そもそも盲導犬は存在すべきではないと思う。人類の目が見えないのに、どうして犬の自由を犠牲にしなければいけないのか」という意見も見られた。(翻訳・編集/川尻)