スペイン北東部カタルーニャ自治州のバルセロナで行われた、独立派指導者2人の拘束に抗議するデモの参加者ら(2017年10月17日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】スペインの裁判所が同国北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の独立派指導者2人の拘束を命じたことを受け、州都バルセロナ(Barcelona)で17日、およそ20万人が街頭で抗議デモを行った。地元警察が発表した。違憲とされながらも10月1日、独立の是非を問う住民投票が強行された同自治州では同国からの分離独立をめぐって緊張が高まっている。

 首都マドリード(Madrid)にある全国管区裁判所は16日、ジョルディ・クイシャルト(Jordi Cuixart)氏とジョルディ・サンチェス(Jordi Sanchez)氏を扇動の容疑についての調査が終了するまで拘束するよう命令。ジローナ(Girona)やレウス(Reus)などカタルーニャ各地でも、明かりをともしたろうそくを手に人々がデモ抗議に繰り出した。

 中央政府は独立派の指導者カルレス・プチデモン(Carles Puigdemont)自治州首相に対し、住民投票の結果を受けて独立を宣言する意思があるのかどうかを19日までに明確にするよう求めており、デモはこの期限が迫る中行われた。

 プチデモン首相はこれまでのところ確定的な返答を拒否し、スペインのマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相に交渉の場に出ることを求めている。

 一方ラホイ氏は検討する価値はないとして交渉を拒否しており、プチデモン氏が譲歩しなければ中央政府は強制的に同州の直接統治に踏み切る可能性が高い。
【翻訳編集】AFPBB News