【29節のベストイレブン】

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 J1リーグは10月14日・15日に29節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 リーグ戦も残り6試合。今節は貴重な勝点3を得た4チームから2名ずつをピックアップ。
 
 3位・柏を相手に快勝の札幌からは、2得点を挙げストライカーの仕事を全うしたジェイとビックセーブを見せたGKのク・ソンユン。静岡ダービーを制した磐田からは、空中戦で強さを見せた大井健太郎と縦への推進力でカウンターの中心となっていたアダイウトン。G大阪に勝利し今節の降格を回避した新潟からは、的確な判断で無失点に貢献したソン・ジュフンと決勝点を挙げた小川佳純をセレクトした。
 
 盤石の強さで首位を走る鹿島からは昌子源と土居聖真をチョイス。前者は球際が強く、貫録たっぷりの安定感あるディフェンスを見せ、後者は鮮やかな先制点を奪取し、パス&ムーブで攻撃を活性化させていた。
 
 また、劇的な逆転勝利を見せた川崎から、チームを救う2ゴールをマークした小林悠を最高点の『7.5』で今節のMVPに選出した。
 
 その他、2シャドーの一角には、攻撃を牽引し逆転弾もゲットしたC大阪の清武弘嗣。ボランチには、同点弾を決め、守りでも球際の強さを発揮した横浜の中町公祐を配置した。
 
【今節のベストイレブン】
GK
25 ク・ソンユン(札幌) 6.5
韓国代表遠征による時差ボケがありながらも、前半途中にビッグセーブを見せるなど強者・柏を見事にシャットアウト。
 
DF
3 大井健太郎(磐田) 6.5 
怪我から復帰し、3バックの中央に君臨。空中戦に強さを見せ、大声で味方を鼓舞し続けた。この男がいると、チームがより引き締まる。
 
4 ソン・ジュフン(新潟) 6.5
状況に応じ的確な判断を選択。G大阪の勢いに押された試合終盤も慌てることなく、粘り強く振る舞った。
 
3 昌子 源(鹿島) 7
巧みな“足の出し方”でボール奪取&ブロック。球際も粘り強く、安心感のあるディフェンスは貫禄たっぷりで、MOM級の働きぶりだった。
 
MF
8 中町公祐(横浜) 6.5
相手を押し込んだ状態からミドルシュートを決める。守りでも球際の強さを発揮し、要所でボール奪取能力の高さを披露。
 
15 アダイウトン(磐田) 7
縦への推進力を示し、カウンターの中心となった。試合後に名波監督が称えたように、ベンチへ退くまで脅威であり続けた。
 
40 小川佳純(新潟) 7
ゴール前でのこぼれ球に反応して殊勲の決勝点をマーク。今季に名古屋から鳥栖へ、そして、夏に新潟へ加入したベテランが、ここぞで貴重な働きを見せた。
 
46 清武弘嗣(C大阪) 6.5
サイドで起点になったかと思えば、中に入ってスルーパスを送るなど攻撃を牽引し逆転弾もゲット。
 
8 土居聖真(鹿島) 7
滑らかなドリブルで敵をかわし、正確な左足シュートで鮮やかな先制点。パス&ムーブで攻撃を活性化させ、裏への抜け出しも見事。鈴木の追加点もニアで潰れて、関与した。
 
FW
48 ジェイ(札幌) 7
まさに、これぞストライカーの仕事。シュートこそ2本のみだったが、それをどちらも叩き込んだ。先制点も見事にアシスト。
 
THIS WEEK MVP
11 小林 悠(川崎) 7.5
マッチアップした大岩のマークに苦しむ。それでも、84分に右からカットインで左足を振り抜き同点弾。さらに87分、今度は左サイドから右足で逆転弾を突き刺した。消えていた時間は多くとも、高い決定力で勝負を決めたキャプテンを最高点に。
 
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。