【やりすぎ】極度の健康マニアになった娘にブチギレ激怒!「危険すぎる! 何もしなくてもワイは健康やで」

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生活習慣病や成人病など、何も考えずに生活していたらいつの間にか体に負担をかけてしまい、思いもよらぬ重病を患ってしまうことがあります。常日頃から健康には気を配って生活を送りたいものですよね。

健康マニアが増え続けている



生活習慣病が社会問題となっている今、健康マニアや健康オタクと呼ばれる人も増えてきました。食生活をこだわったり、毎日ジョギングをしたり、ジムに通ったりと、健康を維持するためにできることを生活に積極的に取り入れているのです。楽しみながら健康的な生活を送れるのであれば、それほど素晴らしいことはありません。



やりすぎている娘にブチギレ激怒



ところがいくら健康を追求しての行動だとしても、度を過ぎてしまうのはいかがなものでしょうか。東京都足立区に住む榎田さん(53歳・会社員)には25歳になる一人娘がいますが、3年間の単身赴任を終えて実家に帰ってくると、凄まじいレベルの健康マニアになっていて、榎田さんにも健康的な生活を強要し始めたのだそうです。

榎田さんのコメント



「一緒に暮らしていた3年前まではごく普通の女子やったと思いますよ。でも島根に単身赴任をしていた3年間で、いつの間にか健康マニアになりおった。もちろん健康に気を配ることはええことやと思うねんけど、娘はあまりにも気を配りすぎてて、逆に不健康になるんやないかと思えるほど。それをワイにも強要してきたのですがもう耐えられへん。ワイは十分健康なんや。必要以上に気を配ったら逆に不健康になるで!!」



どんな健康法を取り入れていたのか



健康法はどんなに取り入れても「逆に不健康になる」とまで思うことはないのが普通でしょう。榎田さんはよほど過酷な健康法を強いられたのだと思われます。一体どんなことをしていたのかも尋ねてみると、主に以下のようなことを実践していたのだと教えてくれました。

1. 口にテープを貼って寝る

睡眠時に口呼吸ではなく鼻呼吸をすることで喉を痛めたり、風邪のウイルスを体内に取り込むことを防ぐことができるそうですが、なんと榎田さんは口にテープを貼って口を塞ぐことにより、強制的に鼻呼吸しかできないようにして睡眠していたそうです。

問題なく寝られるときは良いのですが、鼻が少し詰まり気味だと途中で苦しくなって起きてしまったり、なかなか寝付けなかったりしてしまうことが多く、非常に不快だったのだとか。それはそうですよね……。

2. フローリングの上で寝る

毎日ではありませんが、週に2回は腰痛の対策としてフローリングの上で寝ることを強要されていたそうです。布団は安定した形で沈み込まないため、寝方によっては体に負担をかけてしまうのだとか。実際に腰への負担は少ないように感じるものの、これもなかなか寝付くことができず、眠りにつくことによる癒やし効果が薄いように感じたそうです。

3. 電子レンジを使わない

電子レンジで料理を温めると料理が電磁波まみれになって危ないと言うので、電子レンジは娘さんが売却。電子レンジじゃないと調理できない冷凍食品は購入を控え、冷蔵庫で保存した料理は冷たいまま食べたり、ジップロックに入れて湯煎で温めたり、焼いたりして食べていたそうです。結局電子レンジがなくても生活はできるそうですが、冷たい料理を食べるのは悲しい気分になるのだとか……。



4. 月に2回は絶食をする

月に2回ほど、2日間飲み食いをしない生活も榎田さんは強要されていたそうで、主に週末の2日間を使って絶食することが多かったようです。

胃がすっからかんになることによって胃が休むことができるというのが絶食を取り入れる理由なのだそうですが、この期間はとにかく辛く、せっかくの週末なのにただただ横になって空腹を耐えるのがきつかったのだと言います。胃袋は休まるのかもしれませんが、せっかくの週末に絶食したら心が休まりませんよね……。

5. 柔軟剤を使わずに酢を入れる

榎田さんの娘は衣料にも健康を求めていました。洗濯のときに使う柔軟剤は肌に有害だとして、かわりに酢を入れて洗濯をしていたそうです。柔軟剤の使用をやめても衣類がごわつく感じはなかったそうですが、柔軟剤特有のいい香りがなくなってしまったのは寂しかったのだとか。

6. 朝起きたらとにかくすぐ歯を磨く

朝起きたらとにかく真っ先に歯を磨くことも強要されていたそうです。これは割と一般的な気もしますが、娘さんは「寝起きの口は肛門よりも汚いのよ!」と執拗に言い、榎田さんは「口は肛門より汚い」と言われるたびに「俺の口は肛門みたいなものなのか?」と思うようになり始めて危なかったと振り返っていました。

7. 何にでも生姜を入れて食べる

生姜には体を温める効果があり、血行を良くすると言われているのは有名ですが、榎田さんの娘はどんな食べ物にもすりおろした生姜を入れていました。

極めつけは飲み物にも生姜を入れることで、水や麦茶にも生姜を入れていたのだとか。健康のためとはいえ、生姜と相性が悪いものにもどんどん生姜を入れるのはどうなのでしょうか……。何事もやりすぎは危険です!



実践しても効果があるかは定かではない



これらの健康法はいずれも榎田さんの娘さんが実践しているだけであり、科学的な根拠があるかどうかは怪しいところとのこと。いや、どちらにしてもやりすぎは危険です。

榎田さんは3ヶ月ほど強要されたのちに娘にブチギレしてしまい、現在は電子レンジを買い戻し、毎日布団の上でイビキをかきながら睡眠をとっているものの、変わらず健康に過ごしているそうです。その結果から見ても、やはり行き過ぎた健康の追求は逆効果になり得ると考えられるかもしれませんね。

※今回紹介した健康法は榎田さんの娘が実践し、榎田さんに強要していた健康法であって、科学的な根拠がある保証はありません。興味のある健康法があったとしても、その効果は一切保証できませんのでご了承ください。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/