旅行先やキャンプ地で「ちょっとした洗濯物ができたら楽なのに」と思うときがありますよね。わざわざコインランドリーに行くほどではないけど、汚れた服がたまるのも、たくさんの服をスーツケースに詰め込むのも嫌なものです。

 

そんな悩みを一気に解決してくれるのが、超音波洗濯デバイスの「Sonic Soak」。時計やジュエリー、赤ちゃん用品、デリケートな生地の服などでも洗剤なしで洗えてしまうテクノロジーです。

現在Indiegogoで予約販売受付中のSonic Soakは見た目がスタイリッシュですが、本体には医療用品に使われる品質の抗菌ステンレススティールが使われているので作りも頑丈です。

 

使い方はシンクやバスタブ、バケツなどに水をため、そこに洗濯物とこのデバイスを入れ、電源に差し込んで起動するだけ。毎秒5万回の超音波振動(50w)が汚れやバクテリアを対象物の表面から引き剥がしてくれます。これは一般用の超音波装置の中で最強だそうです(昨年9月に発売されたシャープの超音波ウォッシャーUW-A1の振動回数は毎秒3万8000回)。

 

超音波なので素材自体を破壊してしまうことがありません。そのため洗える対象も実に多岐にわたっています。衣類、下着などのデリケートな衣服、フルーツ、カミソリ、おもちゃ、時計、ジュエリー、食器、メガネ、赤ちゃん用品・・・。こういったものが特別な洗剤を使わずに洗えるのはかなり嬉しいですね。もちろん頑固な汚れに対しては洗剤を足して洗うことも可能です。

 

超音波洗濯デバイスの開発は失敗続き。今度は大丈夫?

クラウドファンディングのプロダクトをよくチェックしている人は「超音波で汚れを取ってくれる」と言われると一気に警戒心が高まるかもしれません。というのも「超音波で洗濯できます」といったプロダクトはこれまでもKickstarterなどで数回、開発資金を集めたことがあるからです。しかし、いずれも期待していた性能が出せず失敗に終わっていました。

 

そんな中で「Sonic Soak」にも「これまでの失敗したプロダクトとはどう違うのか」という質問のコメントが書かれています。それに対してSonic Soakは「これまでのプロダクトが失敗したのは、どれも正常に作動するデバイスを作れなかったか、ただ振動するだけのデバイスで強力な超音波振動子ではなかったということが原因。Sonic Soakは強力な超音波を生み出すデバイスとなっており、振動を吸収しやすい衣服でも、その下に直接デバイスを配置することで汚れをちゃんと落とせるようになっています」と返答しています。

 

さらにシミのついたシャツをSonic Soakで洗濯するタイムラプス動画も公開しており、「これまでのプロダクトとは違うかもしない!」という期待が高まっています。

 

Sonic Soakはポータブルサイズになっているので、出張のカバンの中に入れてもかさばりません。靴下や下着、シャツに食事のシミがついてしまったときなど、ちょっとした洗濯をホテルの部屋でできてしまうのは本当に有り難いですよね。

また、これまでは特別な装置を使わないと洗うのが難しかった時計やジュエリーもコマメに洗えるので、大切にしている物をより長持ちさせられることもできそうです。

 

ゴシゴシと洗う従来の選択方法と全く違うアプローチなので、生地にも優しく、「カシミア、シルク、ランジェリーといった繊細な素材でできたものも洗濯可能」とのこと。洗濯の回数も減らせるので、節水・節電にもなりそうですね。

 

持ち歩けて、使い方も簡単で、水や電気の節約にもなるSonic Soak。価格はIndiegogoで1つ約1万4000円、2つセットが約2万6000円(発送料別)です。発送は今年12月の予定。

 

正常に作動する超音波洗濯デバイスがついに誕生するのか――。多くの人たちが注目しています。