ASUSを超えた! 自動フォーカスがヤバすぎな格安プロジェクター発掘

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憧れのプロジェクターを自宅に導入したい! そんなアナタに代わってお手頃価格の6製品を比べてみました。使用感が抜群によかったのは、排気音と熱が少ないキューブ型のプロジェクター。ベッドに乗せての天井投影もラクラクなんです!


お手頃プロジェクター6台の
実際の使用感を比較しました


映画好きなら誰もが一度は憧れるのがホームシアター。その必需品といえばもちろんプロジェクターです。ひと昔前は非常に敷居が高い趣味でしたが、今では廉価な製品も増え、個人でも手軽に楽しめるようになっています。

今回は約4万円までの価格帯で購入できる100ルーメン(明るさの単位)以上の機種を選択し、比較を行いました。100ルーメン以上としたのは、実用性を考えた場合、ある程度の明るさで投影できないと見づらいためです。


[検証方法]
チェック Цやすさ



壁や天井に画像を映して比較しました。

チェック項目◆発熱



起動後10分ほどおいてから本体の温度を測定。LED光源の製品は比較的低い温度でしたが、水銀ランプを使用する製品は触るのを避けるほど熱くなっていました。

チェック項目:排気音



内蔵スピーカーの音量はオフにしたうえで、本体の排熱ファン付近で騒音計を用いて測定。少し離れるとほとんど音を感じない製品もあれば、かなりうるさいと感じる音を発する製品も。

それでは、実際に使って良かったプロジェクターランキングをご紹介します!


珍しいキューブ型プロジェクターは
投影のしやすさがピカイチ!


最近人気の小型プロジェクターは、天井に簡単に投影でき、寝転がりながらの鑑賞にも最適。そんな天井投影のメリットを最大限に発揮したのが、今回のベストに推した「UO Smart Beam Laser」。

一見するとおもちゃのようなコンパクトさと軽さながら、独特のキューブ型により三脚を使わずとも安定した投影ができました。本体は電源ボタンのみというシンプルさで、動作音についても他機より静か。音量をオンにした状態なら起動中の排気音が気になることはありませんでした。実際に使ってみると、これがかなり重要なんです。



SKテレコム
UO Smart Beam Laser
LB-UH6CB
実勢価格:3万8800円
サイズ:W55×H55×D55mm
重量:195g
光源:レーザー
最大輝度:100ルーメン
投影解像度:1280×720

[評価はコチラ]
見やすさ ★★★★☆ 4
発熱 ★★★★☆ 4
排気音  ★★★★★ 5


明るさは100ルーメンと今回の製品中もっとも低い値だったものの、良好なコントラストで映像の見やすさは十分です。



投影された映像は全体的に淡め。特に見づらさは感じられませんでした。

一般的なプロジェクターは投影距離に応じてフォーカスの調整が必要になります。この製品はそれを自動的に行う機能を備えていたのも高ポイント。天井に映す場合も、ベッド脇にポンッと置いてすぐ見られるのは非常にラク! 他のプロジェクターだとこうはいかず、フォーカスがズレるたびに微調整が必要になり、煩わしく感じました。



コロンと本体を置くだけの三脚不要で天井投影ができるのはこの製品だけ! 少し部屋が明るくても映像は見やすく、ノンストレスです。

スマホ用の固定アタッチメント(別売り)を利用すると、三脚に固定して角度調整が可能になります。



コンパクトなキューブ型の影響か、安定感もバッチリです。



接続はmicroHDMIケーブル、もしくはWi-Fiを利用します。スマホ、タブレット、PCはもちろん、HDDレコーダーなど、さまざまな機器と接続可能です。


長時間使えるように進化!
大きめの投影サイズで迫力アリ


旧型の「S1」よりバッテリーの駆動時間が延び、画面の歪みを自動的に修正する機能なども搭載されて使いやすくなりました。



ASUS
ZenBeam E1
実勢価格:3万202円
サイズ:W83×H29×D110mm
重量:307g
光源:LED
最大輝度:150ルーメン
投影解像度:854×480

[評価はコチラ]
見やすさ ★★★★★ 5
発熱   ★★★★☆ 4
排気音  ★★★☆☆ 3



色味は元動画に近くてキレイでした。

短距離で投影したときの表示サイズは、前述のS1より大きいのが特徴です。



迫力のある大きな画面が楽しめます!

内蔵USBからの給電で、スティックPCを単体で使うことができるのは素晴らしいポイントです。



最大5時間使えるバッテリーを内蔵しているため、この状態で投影することができます。例えば、ここにAmazonのFire TV Stickと三脚をセッティングすると……



これだけで完結する、とんでもなくシンプルなプロジェクターシステムが完成します。コレを求めて購入するのも全然アリです。


ポータブル型で一番人気
小型なのに明るさが続くASUS S1


ポータブルながら十分な明るさが魅力で人気のこの製品。バッテリー内蔵で最大3時間の投影と明るさを確保できました。三脚があれば天井投影も可能になり、もっと投影の自由度がアップ! 天井投影をする予定がなく、排気音も気にならないようであればこちらもオススメです。



ASUS
ASUS S1
実勢価格:4万1540円
サイズ:W110.5×H30.7×D102mm
重量:342g
光源:LED
最大輝度:200ルーメン
投影解像度:854×480

[評価はコチラ]
見やすさ ★★★★☆ 4
発熱   ★★★☆☆ 3
排気音  ★★★☆☆ 3



投影された映像は若干青味が強めでした。



水平方向以外に投影したい場合は、三脚を使って向きを固定する必要があります。



底面に三脚用のネジ穴があり、簡単に取り付けができます。

ベッドに三脚ごと載せ、天井に映し出してみました。



ベスト製品と比べると天井投影の手間だけが劣りますが、ポータブル型では一番の明るさ。見やすさは負けていません。


据え置き型はC・D評価
サイズと発熱が難点でした


明るい部屋でも映像が視認できるほどの輝度の高さが魅力。オプションの3D専用メガネで、DLP Link方式による3D映像を楽しむことが可能です。



BenQ
MS527
実勢価格:3万4200円
サイズ:W283×H95×D222mm
重量:1.9kg
光源:高圧水銀ランプ
最大輝度:3300ルーメン
投影解像度:800×600 (最大入力解像度:フルHD)
3D:フル3D対応(オプション品別)

[評価はコチラ]
見やすさ ★★★★★ 5
発熱    ★☆☆☆☆ 1
排気音   ★★☆☆☆ 2



投影された映像の色味とコントラストはgood!

映像は問題ありませんが、発熱と排気温度が高く残念ながら使用感は良いとは言えませんでした。


複数の入力方法が選べるけれど
排気音が一番大きくて残念


HDMI以外にUSBメモリやmicroSDからも映像の読み込みが可能。多彩な入力方法がある点はいいが、排気音が一番大きく、うるさく感じてしまいました。



ファイブアンドファイブ
FF-5560
実勢価格:1万798円
サイズ:W201×H67.5×D153mm
重量:900g
光源:LED
最大輝度:120ルーメン
投影解像度:800×480

[評価はコチラ]
見やすさ ★★★☆☆ 3
発熱    ★★★☆☆ 3
排気音 ★☆☆☆☆ 1



映像には黒つぶれが見られ、美しいとは言えないクオリティでした。


光源に水銀ランプを採用
明るい部屋で使うならアリ


水銀ランプを採用していて、非常に明るい映像を投射してくれます。逆に、暗い部屋では明る過ぎて輝度を調整しないと白トビを起こしてしまいました。画角補正は優れています。



EPSON
EB-S04
実勢価格:4万683円
サイズ:W297×H77×D234mm
重量:約2.4kg
光源:水銀ランプ
最大輝度:3000ルーメン
投影解像度:800×600

[評価はコチラ]
見やすさ ★★☆☆☆ 2
発熱    ★★☆☆☆ 2
排気音   ★★☆☆☆ 2



他のプロジェクター同様に暗い部屋で投影したところ、明るすぎて白トビ気味になってしまいました。


暗い部屋では明るさよりも
音と熱の差が重要でした


プロジェクター6製品を比較してみて、暗い部屋での投影なら、100ルーメンほどの輝度があれば意外と映像の暗さは気にならないことが分かりました。それよりも、実際に部屋で使ってみると本体からの排気音や熱の方が気になってしまいました。選ぶ際はここに注意してみると快適に使うことができそうです。

排気音と熱のどちらも目立たなかったベストバイのSKテレコムは非常に優秀! また、SKテレコムの自動フォーカス機能は他機種にも搭載して欲しいと感じるほどの便利さでした。天井投影の使いやすさ、映りと使い勝手のバランスが秀逸です。

ただし、この製品は価格が数千円単位で動くときがあるため、価格比較サイトなどで極端に価格が変動していないか確認してから注文するとよいでしょう。



価格.com
http://kakaku.com/

小型で使いやすくなったお手頃なプロジェクターで、ぜひ大画面での感動を味わってみてください。



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